ブラック企業に転職して年収650万円から240万円になっても辞めずに続けた、たった1つの理由

ホワイト企業からブラック企業に、31歳の時点から転職して、年収は650万円から240万円に。。。

 
 

さらに、ブラックな労働環境で、働く時間は実質2倍以上。。。

 
 

週80時間くらいは毎週働いていて、土日も家で仕事。。。

 
 

そんなホワイト環境からブラック環境に一気に変わって、それでも辞めずに続けました。

 
 

本当に貯金が底をつくまでは。。。

 
 

最終の銀行口座の段高はたしか600円くらいだったかな。。。

 
 

ブラック企業に入るまでは貯金も300万円くらいはありましが、全部なくなりましたよ。

 
 

ホワイト企業でも、しょうもないおっさんや馬の合わない上司というのはどこにでもいるものですが、それとは比較にならないほど厳しい環境です。

 
 

なんで辞めないの???

 
 

ぜったい的に聞かれます。

 
 

それの理由はたった一つ、本当に使えるビジネススキルをなんとしてでも獲得するため!それに尽きます。

 
 

そもそもホワイト企業では営業で、何のスキルも無いままある程度成功してしまった

 
 

意外とこういう方、多いんじゃないでしょうか。

 
 

私もそのうちのひとりで、ホワイト企業時代は「たいしたスキルも無いのにある程度のポジションで仕事ができてしまっている危機感」がすごかったんです。

 
 

実際には営業のスキルといっても、大した能力は無いのに、タイミングなんかも味方して、ある程度コンスタントに数字を残すことが出来るようになっていました。

 
 

もちろん、営業なので相対的な評価というのは常につきまといますので、比較されたりはしますが、それでもだいたいは上位にいっていた感じです。

 
 

なぜか???

 
 

そのホワイト企業には転職で入ったのですが、けっこうホワイトすぎて、新卒でその会社に入った人は営業スキルが育たない、育ちにくい環境だったんだと思います。

 
 

だから、中途で入ってきた営業の人の方が仕事ができるケースがあったんですよね。

 
 

あともう一つ。

 
 

商品がとても優秀すぎて、営業スキルが育たない

 
 

ホワイト企業で、且つ上層部の方のビジネススキルが高く、主力となる商品開発部隊が優れていたので、商品そのものが競合よりも優れていました。

 
 

なので、本当に人への信頼を勝ち取って、誠実に対応する「基本的な営業」ができれば、そこそこ簡単に商品を売ることができる環境だったのも恵まれていました。

 
 

やっぱり、ホワイト企業では自分が恵まれていることに怠けず、常に「自分を律してより高みに挑戦し続ける」という姿勢が本当に重要ですね。

 
 

そんなわけで、ホワイト企業で大したスキルもないまま、ある程度良いポジションで仕事をできてしまっていたその状態そのものが中長期的には不安、という感じになってしまっていて「成功よりも成長」だと思ってブラック企業に転職しました。

 
 

でも、なんで年収が1/3になるのか?

 
 

年収650万円から240万円ですからね。。。

 
 

戦う業界ごと、一気に転職したからです。

 
 

ハードウェア機器の販売から、30歳超えてIT業界に転職したため、一からの出直しです。

 
 

全く知らない業界に転職して、一から成功したいという無謀な勝負に出たわけですね。

 
 

なんでそんなことができたか???

 
 

転職した先のブラック企業には、とてもとても高い技術力があると、思っていたからです。

 
 

少人数の会社だったので、その技術ノウハウを学べばお金に変えられると思って、初心者として入社したわけですね。

 
 

でも、入ってみてすぐにわかったのですが、実際の技術力は並か、並以下で、外部に向けての見せ方が上手なだけの会社だったのです。。。

 
 

やはりブラック企業はかなりスキルがつく

 
 

人数は少人数、でも見せ方はうまいからそれなりに大きなクライアントの仕事も取れる。

 
 

そんな環境です。

 
 

なので、仕事を請けてから「調査を始めて、出来るようになる」という本来とは逆パターンの仕事のこなし方も日常的でした。

 
 

だから「できない=終了」なので、やるしかない、あとずさりできない状況がずっと続いていくわけです。

 
 

そうなると、めきめきとITリテラシーも高くなって、実際に自分でできることも増えて、手を動かして制作することも出来るようになってきました。

 
 

これこそが、ホワイト企業時代には無かったスキル!

 
 

次第に私も得意分野ができてきて、競合他者よりも詳しい分野もあって頼られる存在になっていったのです。

 
 

私は主に検索エンジンからのWEBサイトへのセッション数を上げる、いわゆるSEO対策やインターネット広告運用業務全般を一人で担当していました。

 
 

実際に制作したり、広告の配信ロジックを変えたり、WEBページを作ったり、広告バナーを作ったり、レポートしたり、打ち合わせにも出たり、、、

 
 

まあ、そんな中でも年収はそんなに増えませんでしたけどね。

 
 

今ではその会社を辞めましたが、退職時点でもホワイト企業時代の年収の半分くらいでした。。。

 
 

でも、ブラック企業で限界まで頑張って現場で得た経験やITスキルがあるので、今の方が断然自信あります!

 
 

だからこそ、ブラック企業での労働も悪くないよな、、、

 
 

と思うのです。

 
 

ただ、病気したり心身を健康に保てる前提で。

 
 

少人数のブラック企業でやり続けたからこそ、肩書を増やせる

 
 

これも、ホワイト企業時代にはあまり無かった経験で、少人数のブラック企業で続けたからこそダイレクトにクライアントワークでの実績を積むことができます。

 
 

人数が少ないので、重要なポジションの仕事もすぐにやらせてくれるので、その分経験スピードが全然違います。

 
 

例えば。

 
 

  • 教育機関クライアントのインターネットプロモーションで前年対比145%の実績
  • 広告アカウント運用で年間費用の40%を削減
  • 検索ランキング105位から1位を獲得

 
 

など、自分が営業以外にやったことで実績を書けるのは非常に価値のあることだと思っています。

 
 

こういう肩書は、自分自身をプレゼンテーションする際の信用を獲得する「資産」になり、それはずっと続くものです。

 
 

この「資産」を持って信用を勝ち取って、新たにより大きな仕事を任せてもらいやすい環境を自分で作ることができます。

 
 

このように、ブラックな環境だからこそ作れる実力と実績、自分の信用ベースの資産は、他の企業と比べて断然スピードが早いんですよね。

 
 

その資産を持って、今度はまたホワイト企業に移ることで圧倒的に実力や業務をカバーできる範囲が増えて、より一層高みにいけると思います。

 
 

ブラック企業は、一生続けるには時間や肉体の面で消耗が大きすぎるので、オススメできませんが自分のスキル獲得のために「一定期間」で働くのもありなのかと思っています。

 
 

ブラック企業だとわかっていて入社する場合は、本当にその会社はスキルや自分の資産となるものを獲得出来るような会社なのか?を真剣に考えてみるのがオススメです。

 
 

ホワイト企業に勤めていて、自分のスキル不足が心配な方の参考になれば幸いです。

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