副業はサラリーマン業よりも失敗できません。
なぜならサラリーマン業は会社に勤めてやっているので、基本的に大きな失敗をしても借金を背負う事は無いからです。
せいぜい上司に怒られるくらいで、実害は限りなく少ないといえるでしょう。
そのため失敗のリスクがほぼない状態で、挑戦をさせていただけるは非常にサラリーマンの良いところでもあります。
ところが、副業の場合は全て自己責任なので失敗をすればそれがダイレクトに自分に跳ね返ってきます。
だから副業はサラリーマンよりも慎重にやるべきなのです。
特に副業の初期段階で、勝算があるかどうかもわからない分野に無防備に挑戦するは1番やってはいけないことです。
借金してまで副業して、失敗したらその後の人生がより辛くなるということだってあります。
ではリスクの少ない副業とは何か
それは誰でもできる仕事ではありません。
誰でもできる仕事は単価が安いので、基本的に時間の浪費ばかりで、あまり大した所得にはつながらないからです。
かつ、単純作業が多いと疲れてしまってやる気がなくなってくる、そういうリスクもあります。
やはり副業は自分だからこそできる仕事というのが理想です。
では具体的にどのように考えればよいのでしょうか。
重要なポイントがあります。
すでに信頼持っていただいている人を得意先にする
副業を始めて、全くの新規客にアプローチするのは、最初から信頼を集めて、それが顧客になるまでのタイムスパンが長すぎて離脱してしまうリスクになりえます。
例えるなら、カレーをつくるのに自分でじゃがいもを農業して育てるようなもので、時間がかかりすぎます。
だから、既に自分自身が信頼の貯金がある相手に対して、お仕事をいただけるようにするというのが鉄則なのです。
先の例でいけば、家の近くのスーパーでじゃがいもなどカレーに必要な素材を10分程度で用意できます。
具体的には以前、自分が勤めていた会社の取引先だったりとか、個人的に信用をいただいている相手だったりとか。
場合によっては親族でも良いかもしれません。
そういった既に信頼をいただいている人に対してであれば話が早いので、副業であってもお仕事の依頼をいただくチャンスは大きいものです。
ただし当たり前ですが相手に対してその副業を通じて十分なメリットを提供できるというのが大前提になります。
ここをミスってはいけません。
副業の場合、最初の顧客になるクライアントは著しく少ないので、最初の顧客から次の顧客を紹介してもらえるようにならないと、自分の副業はなかなかワークしません。
だから、副業初期の顧客に対しては必要以上であっても、とても良いサービスをして十分満足していただくというのがとても重要だったりします。
自分の持っている技術や能力で勝負をする
だれでもできる副業、は単価が安くしんどいだけなので避けるのが鉄則。
もし、信頼を置いてもらっている人脈があるならその人脈に関連した商材の代理店になって、その顧客網に販売するでも良いでしょうし。
インターネット関連のビジネスであればウェブ制作でも良いでしょうし、動画制作でも良いでしょうし、コンテンツ制作でも良い、デザインの仕事でも良いと思います。
最近はyoutubeでいくらでもノウハウが提供されているので、5年くらい前までとは比較にならないほど技術の習得が容易になりましたので、youtubeを活用して新たなスキルを足していっても良いでしょう。
要は、ここは掛け算として出来上がるのです。
信頼のある顧客×自分の持っている技術 = 副業で稼げる額です。
これで、副業の初期段階であってもかなり高い角度で注文をいただいてお仕事になるというのが十分可能となります。
まずはそうやって、数少ないクライアント数であっても顧客基盤を作って、まず自分のビジネスを回していくことで、「もっとどうやればうまくいくのか?」というのを最適化し続ける、それが副業の重要なフローですよ。
これが全くの新規のビジネスで新規客だと時間がかかりすぎてしまって副業に対するモチベーションが下がってしまい、途中で「やっぱり自分には無理だった」ということで投げ出してしまうことにもなりかねません。
だからこそ、副業は早い段階で自分の成功を勝ちとって、「やっぱりやってよかったんだ!」という実感を沸かせるということも重要です。
とは言え、すぐに注文がもらえなかったという場合でも、やはりあきらめないというのが1番重要なことだったりするんですけどね。
この記事が少しでも多くの方の参考になれば幸いです。