ブラック企業で足場が固まってしまってどこにも行けなくなってしまう人の特徴

ブラック企業では、一定期間で得たい成果を得られなければ離脱した方が良いと思っている派です。

 
 

しかし、ブラック企業で辞められない人というのは一定数存在しています。

 
 

他から見れば「もっと他の会社に行ったら休みもあって収入も増えて、自由度が増えるのになー」と思える人であっても、なぜだか大変な環境でずっと5年以上も頑張り続けている人もいます。

 
 

なんでブラック企業で辞められなくなってしまうのか、というポイントについて見ていきます。

 
 

この記事がブラック企業で疲弊してしまっている人に届けば幸いです。

 
 

とはいえ、かくいう自分もそうなりそうだった一人でした。

 
 

気がつくとブラック企業という氷山の中で足場が凍りついて、そこから動けなくなってしまうパターンがあるのを感じました。

 
 

自分の場合は、妻がなんとしてでも私のブラック企業生活を辞めさせようとしてくれたおかげで、ホワイト環境に戻れました。

 
 

今では感謝しかありません。

 
 

ブラック環境で、限りなく自己肯定感が低い状態で維持してしまう

 
 

ブラックな環境で日頃から罵声を浴びせられ続ける環境に慣れてしまうと、それまで持っていた自己肯定感が低い状態で定着し始めます。

 
 

自己肯定感が低くなることで、「自分はこんなに働いてもこれくらいしか稼げない、それくらいの市場価値しか無いんだ」と思ってしまうようになります。

 
 

そうなると、ますますブラック環境から脱出することが難しくなります。

 
 

果たして、本当にそんなブラックな環境で必死に頑張っていて、それが正当な給料だと言えるでしょうか。

 
 

例えば、30代で月に380時間くらい働いていて月給が額面で25万円程度だったとします。(私の過去の例です。)

 
 

時給に換算すると657円です。。。

 
 

労働の対価は時間では無く、業務内容や成果に対して支払われるものだと、ここまではみんな考えてるんですが、ブラック環境では「成果」の定義が曖昧だったりします。

 
 

業務内容の側面で考えれば、それだけの時間をつぎ込んでそれなりの量をやっているので量はこなしていると言えます。

 
 

しかし「業務内容よりも成果」という認識のもと「成果」そのものを曖昧にすることで、使われやすくなっているという罠がありえます。

 
 

「会社が儲かっていないし、その結果は自分の責任である」と考え、更に罵声を浴びせられることで自分を「市場的な価値」よりも「主観的な萎縮を反映した価値」になってしまうのです。

 
 

こうなると、「そのブラックな環境で成果を出して給料を上げるしか無い」と、とても偏った見方になって動けなくなってきます。

 
 

コミュ障だと思いこんでしまうことで動きづらくなる

 
 

ブラックな環境で叱責され続けて、責任を問われ続けると「自分のコミュニケーション能力が足りないから、こんな状況になってしまっている」というマインドが強くなっている人もいました。

 
 

社長からは「コミ障」扱いされていて、そのレッテルを本人も受け入れていました。

 
 

人は「コミ障」だと言われてしまうと、他の会社にいっても一緒だと思ってしまって、その場にとどまろうとしてしまうことがあるようです。

 
 

長い間コミ障だと言われることで、思い込みは定着するのでキケンです。

 
 

思い込みが定着すると、人と関係性が続かない場合に「やっぱりコミ障だからだめなんだ」と受け入れると、現実世界でも本当にコミュニケーションが取れなくなっていきます。

 
 

基本的に、誰でも正しい努力をすれば、人と問題なくコミュニケーションをすることは出来るようになるのではないでしょうか。

 
 

本当にコミュニケーションに問題があるなら、その部分だけを鍛えて転職するほうが良い

 
 

ブラック企業で責任感のある仕事をしっかり全うすることで、経験値は付きますが、社長の絶対王政のような会社では根本的には変わりにくいと思っています。

 
 

「人は変わらない」ので自分が変わるしか無いというように。

 
 

そのため、数年間ブラック環境で必死に頑張っても全然改善できないという場合、その環境では無理ゲーであるということも仮設として持っておくことも重要です。

 
 

もし、本当にブラックで、ホワイト企業の人々の2倍くらい仕事をしまくっているならそれなりのスキルは確実に身についているはずです。

 
 

今後は自分に自信を持てるように、本当にコミュニケーションが苦手だと感じているならコミュニケーションを少しづつ取れるように、自分で練習して自分で評価していきましょう。

 
 

決してブラック企業の経営者の判断に身を委ねないように、注意深く生活していきます。

 
 

そうすることで、スキルを身に着けた状態でコミュニケーション能力も磨いたら、もっと自分の人生を謳歌できる環境があるはずです!

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