自宅で「かんたん交代浴」で銭湯と同じように身体を整える方法

 
 

銭湯に入って交代浴をする人が多い。

 
 

その場合サウナと水風呂を交互に入る、サウナと水風呂のセットを楽しむ人たちも多いのではないだろうか。

 
 

サウナと水風呂を交互に入ることで心も体も整って、「また明日から仕事頑張ろう!」と、まぁ大人の男性の癒しスポットみたいな感じになっている。

 
 

私はかれこれサラリーマンを15年ぐらいやっていて、今35歳で大学の時からサウナと水風呂のセットは、わりと自然に行っていた原体験がある。

 
 

 
 

サウナとか水風呂が「整う」状態づくりに欠かせないが、忙しくなってくると「銭湯にも行ってられない」とか、時間がなくて行けない人も結構多い。

 
 

また、直近の例で言うと間違いなくコロナウイルスの影響でサウナや銭湯に行きづらくなっている人も当然多い。

 
 

コロナウイルスで、最も一般的に苦しめられることは「強制的に習慣を変えられること」である。

 
 

だからこそ、もっと手軽に自宅でも簡単にできる交代浴というテーマが重要になる。

 
 

今結論から言うと銭湯にいかなくても、家庭でも充分交代浴を楽しめる。

 
 

やり方はいとも簡単。

 
 

次の順番でやれば十分、銭湯の交代浴と同等くらいの効果、整う状態が得られる。

 
 

  1. 熱めの湯船に10分くらい浸かる
  2. 熱いので、お風呂から上がりたい衝動に駆られる
  3. 湯船から上がって真水のシャワーを全身に3分くらい浴びる
  4. 5-10分くらい、休憩する
  5. もう一回、湯船に入り始める

 
 

要するに、水風呂は真水のシャワーで十分に代替可能ということだ。

 
 

上記のセットを3セットもすると、もう十分整ってくる。

 
 

もちろん、銭湯の交代浴そのものの威力はないが、6-7割くらいは雰囲気を十分に味わえる。

 
 

私は、移動時間がもったいないので、この自宅交代浴法だけで交代浴をしていて、もう十分なので銭湯に行く必要性を感じなくなった。

 
 

「コロナのせいで銭湯に行けない!」ではなく「コロナは関係なく銭湯には行かなくて良い」になる。

 
 

個人的には、水のシャワーを浴びてから、5-10分程度の休憩が一番好きな時間でもある。

 
 

ちょうど、水で鳥肌ギンギンになった身体が、芯は湯船で温まっているので、徐々に鳥肌が広がっていき、身体が開放されるイメージだ。

 
 

この時ばかりは、どんなに煩悩の塊のような人間でも無になれる。

 
 

瞑想状態になる。

 
 

空調の換気音で悟りを開きそうになる。

 
 

この感覚がたまらない。

 
 

これは皮膚の伸縮が起きていて、老廃物も身体の外に出ていってくるイメージとともに。

 
 

私は普段、筋トレ終わりに癒やしの時間として交代浴をやっているケースが多い。

 
 

忙しい日程が続いていて、交代浴をやっていなかった。

 
 

筋トレ終わりに、久しぶりに交代浴をやってみると、湯船に何かが浮いている。

 
 

ん?

 
 

なんだこれ?

 
 

垢というか、古い皮膚のようなものがところどころ浮いているではないか。

 
 

おそらくは、上記の自宅交代浴法で、皮膚の収縮が起きて、交代浴を何セットかするうちに皮膚の表面の老廃物が外に出たのでは無いだろうか。

 
 

これが、不特定多数のいる銭湯で日常的に起こっていると想像すると、少しゾッとする話だ。

 
 

銭湯にくる客の清潔状態まで管理はできない。

 
 

入湯前にボディチェックされる銭湯なんて考えたくも無い。

 
 

つまり、自宅交代浴法によって、他人に迷惑をかけたり、かけられたりすることも無いのだ。

 
 

誰もが、耳かきをした時に想像以上に耳垢が取れた時に「気持ちよかった」と感じることは無いだろうか。

 
 

この自宅交代浴法の垢は耳掃除のそれに似ている。

 
 

さらに、知っての通りの爽快感も。

 
 

これが、通常の銭湯だとそうもいかない。

 
 

全裸同士のおっさんでも、どことなく緊張感は漂う。

 
 

定期的に銭湯に行けるのは可処分時間大の大人だけ

 
 

 
 

定期的に銭湯に通って交代浴をできる属性の人というのは、その現実だけでも、ある程度自分の人生をコントロールできている人たちなのではないだろうか?

 
 

本当に時間に追われている、いわゆる時間貧乏というのは、私の経験からしても銭湯に行くという発想すら思い浮かばないものである。

 
 

交代浴で整わないまま、社会で戦っていくのは辛い。

 
 

F1で一度もピットインせずに擦り切れたタイヤで全力疾走しようとするようなものだ。

 
 

その現実を見てみても、自宅交代浴は時間貧乏の味方でもある。

 
 

自宅交代浴は出張の多いサラリーマンにも味方

 
 

 
 

私は普段から東日本を中心として北は北海道、南は福島まで転々としている。

 
 

全国各地でのビジネスホテルでも自宅交代浴法は効果絶大だ。

 
 

ただし、ほとんどのビジネスマン、ビジネスウーマンがビジネスホテルで湯船に浸からないのをいいことに、いざ浴槽にお湯を溜めると、なんか浴槽がヌルヌルしてることもあるので、注意が必要だ。

 
 

3セットくらいは交代浴するのがおススメ

 
 

だいたい3セットくらいやっておけば、とてもいい感じになるが、この辺りは個人で自由に決めるべき聖域だろう。

 
 

いかがだっただろうか。

 
 

最近では日本の銭湯ブームにあやかって、マナーの知らない外国人が銭湯に来るケースも聞く。

 
 

決して外国人批判では無いが、全く文化が異なる人に、せめてサウナ後はシャワーしてから、水風呂に入るように、と説明できる度量は筆者にはない。語学力もない。

 
 

まずは今日から、疲れた身体を自宅交代浴で、ピットインしてみてはいかがだろうか。

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