私が働いていたブラック企業の社長は、毎回待ち合わせの時間に遅れてくるような人でした。
だいたい以下のような感じです。
- 従業員とのアポにはだいたい遅れてくる
- クライアントとのアポには時間通りにいく
外で社員と待ち合わせをするとたいてい遅れてきます。
社内で打ち合わせの時間を設定すると、半々の割合で時間のリスケが1時間前くらいに言い渡されます。
むかしから、友達との約束の時間を守れない人っていましたよね。
なんかそういう人のことを思い出して、どこか懐かしくなったりしてしまいます。
でも、大人というか、もうおっさんですからねぇ。。。
もし、そんな会社に勤めているならすぐに辞めた方が良いというのが私の持論です。
社員を待たせるということは社員の人生を奪っている
人生は時間の連続なので、人の時間を無駄にするということは人の人生の量を減らしていると言い換えることができます。
何度も社員との約束には遅れるが、クライアントとのアポには遅れないということは、端的に大事にされていないということです。
たま~に遅れるというくらいであれば、様々な事情もあるので仕方ないときもあると思います。
つまり、社員との約束に遅れるかどうかというのは「本当に大事にされているかどうか」をはかるバロメーターだと言えるのではないでしょうか。
口頭や態度ではなんとでも言えても、やはり態度で現れる。とくに待ち合わせの時間に遅れるということは社員を大事に考えていないということです。
全ては自分が主導権を持っていて、使っているコマのように考えている可能性が高いですよね。
私はその当時、ブラック企業で働いていて家族もいる中で本当に仕事一本に人生を捧げて、大量の仕事をこなしていくことに必死でした。
そんな中で、仕事を依頼してくる社長本人が遅れてくるということは、「その遅れられた分の時間、仕事を進めたかった!」となるわけですね。
いくらスマホがあるとはいえ、スマホでできる仕事は限られています。
結果として、夜に寝る時間が遅くなって睡眠時間も削られるわけです。
そういうことを想像できていない社長であれば、自分主導の価値判断に偏っている可能性が高いと思いますよ。
だから、もし今の会社に疑問を感じているなら、「社員との時間の約束に遅れてくる社長かどうか」というのをひとつの判断材料にしてみてはいかがでしょうか。