アトピーが辛いサラリーマンでも快適に生活するために私が実践した13のこと

どうも、いつから機械に代替されるヒトです。
 

 

私は1歳からアトピーにかかり、かれこれアトピー歴で言うと33年くらいになります。
 

 

幼少期からアトピーで、今も完治していない状況ではあります。
 

 

それなりにアトピーとの向き合い方を考え続けてきたこともあって、アトピーに苦しむ方の参考になればと思い、このたびキーボードを連打しています!
 

 

・前提として、私は社会人生活を全てサラリーマンとして過ごしていますので、特に「アトピーが大変なサラリーマン、サラリーウーマン」に向けて書いています。
 

 

・アトピーにおける生活環境や症状は人それぞれであり、この記事に専門的な知見は一切なく、あくまでも「アトピー患者が楽になるための生活の工夫」という点でお読みいただけますと幸いです。
 

 

・私が実践して、アトピーを改善できたことなので万人には当てはまりません。あくまでも「活動報告」の域を出ないことをあらかじめご了承ください。
 

 

それでは、働きながらもアトピーと向き合い生活の質を向上させるために実践した内容をごらんください。
 

 

1.定期的な運動を取り入れていなかった時期よりも運動していた方がアトピーも改善できた

 

 

運動していた時期と運動していなかった時期、私の場合は運動していたときのほうが断然アトピーの調子が良く、生活も「良い感じ」です。
 

 

これは感覚的な話ですが、肌のかゆみを筋肉の痛みに変換して、運動する過程でストレス要因そのものも消えていくので思考がクリアになっていく感じです。
 

 

ところが、手や指にもアトピーがある私には、重いダンベルをしっかり持つことすらはばかられます。
 

 

だから、ジムに通っていた時期もありましたが、いまでは完全に自宅での筋トレのみに変更しています。
 

 

素手でダンベルを持つと手や指からアトピーが原因で汁が出ます。だから綿100%の手袋を私は常時10枚くらい用意して、汁がしみても問題ない環境にしています。
 

 

この、綿100%の手袋は筋トレや運動時以外も使えますので、詳細は後述していきます。
 

 

男性の筋トレ初心者であれば、自宅に20KGのダンベルを2個、ネット注文しましょう。女性なら10KGくらいからのスタートでしょうか。
 

 

これを、日常に無理がない範囲で活用して家筋トレからはじめてみるのがおすすめです。
 

 

ぶっちゃけ、初心者であればあるほど高度なトレーニング設備など不要です。
 

 

その分、コスパも高いのでおすすめです。
 

 

筋トレ直後は汗が出て体温も上がるので、アトピーの方は、かゆみが増すタイミングですね。
 

 

そのため私はトレーニング後にお風呂に入るようにしています。
 

 

筋トレを続けてわかるのですが、続けることで筋肉もついてきて自信にもつながってくるので、相対的にアトピーへのコンプレックスが少なくなることに気づけるのも重要なポイントですよ!
 

 

筋トレのメニューとしてはダンベルを持ちながらのスクワットなど下半身のトレーニングはかかせません。
 

 

下半身は筋肉量が多いので、一番きついトレーニングではありますが、筋トレ終わりの爽快感もひとしおです。
 

 

2.毎朝ヨーグルを食べることで便秘が改善され、アトピーの症状が和らいだ

 

 

これは私が30歳になるまで気づきませんでした。
 

 

なんとなく毎日ヨーグルトを食べているとお通じが毎日あるので、調子が良い気がする。というのが最初の状態。
 

 

一番良かったのは、漢方薬をやめる判断ができたことです!
 

 

ヨーグルトを朝食に欠かさなくなったタイミングまで、私は処方された漢方薬をほぼ毎日、飲んでいました。
 

 

大学生時代からなので、かれこれ10年ほどです。。。
 

 

漢方薬の中でもツムラなどのものとは違い、保健適用外の漢方薬を飲んでいましたので毎月18,000円もアトピー治療のために漢方薬を飲んでいたわけです。
 

 

独身サラリーマンで毎月18,000円ってまあまあな金額ですよね。
 

 

単純計算して10年で2,160,000円です。。。。
 

 

この、漢方薬を長く飲んでいた理由としては、アトピーそのものの根本治療ももちろん目的ではありましたが、飲まないとお通じが出にくくて。
 

 

お通じが無いと肌の調子が悪くなるという悪循環になるので、それだけは避けたいという想いがあったのが主なポイントです。
 

 

ただでさえ、普段のしごとのストレスが多いサラリーマンです。それに合わせてアトピーの重症化は本当に避けたいですよね。
 

 

それが普通にスーパーで売っているヨーグルトで代用できるなんて・・・
 

 

ちなみに、漢方薬をヨーグルトに変えてから、お通じがでなくなったとかアトピーの調子が悪くなったということはありません。
 

 

もっと早くきづければという想いもありましたが。。。
 

 

その漢方薬の事前情報として、「独自の製造方法で熱による生薬の成分減少が最小限に食い止められているので、効果が高い」という説明を信じきっていたのも原因ですね。
 

 

やはり、ある程度いろいろな方法で自分に合ったものを試す姿勢はアトピー治療にも有効ということがわかります。
 

 

3.仕事から帰宅してすぐが最も危険、掻きまくる時間なので先に入浴

 

 

毎日の生活リズムの中で、時間を忘れて肌を掻きまくってしまうタイミングを知っておくことが重要です。
 

 

私の場合は仕事から開放されて自宅に戻り部屋着に着替えるタイミングが最も危険です。
 

 

このときばかりは仕事の緊張が解けるためか、一日の中で最も掻いてしまい、気づくと長時間・・・なんてこともありました。
 

 

そのため、「かえって着替えたら即やること」をあらかじめ決めておいて、迷わずそれをやるのがおすすめです。
 

 

帰宅

筋トレ

お風呂
 

 

とかでも良いでしょう。
 

 

いつ掻いているかあまりはっきりしていないという方は、一日の中でGoogleカレンダーなどに掻いてしまったタイミングを入力しておいて、週間で見直すというのも良い方法です。
 

 

4.綿製の手袋をして寝ることで、手のアトピー、指から出る汁を吸収

 

 

筋トレの欄にも書きましたが手や指のアトピーは本当に大変ですよね。
 

 

これも経験者のみがわかる辛い日常です。
 

 

私の場合は手がアトピーでジュクジュクっていう状態が続いていた時期もあるので、安心してモノを手にとるのも気が引けるような生活をしていたときもありました。
 

 

もちろん、根本解決するのは皮膚科でしっかりと効果の高いお薬を処方してもらって用法用量をまもって塗る、飲むのが重要となります。
 

 

それをサポートするために有効なのが綿100%の手袋です。
 

 

100均などにもおいていますので、手軽に買えますし汚れても洗濯すれば、またきれいに使えるので自己嫌悪に陥りにくいです。
 

 

効果的な使い方としては、夜にお風呂に入ってから薬を塗り終えたタイミングで綿100%の手袋を両手に装着して寝ます。
 

 

指から、アトピー症状による液体が出ている人の場合は、起きた頃にはその液体が固まっているために手袋を外すタイミングでかなりな痛みが伴う場合もあります。
 

 

そんな場合は、朝からお風呂に入って手袋ごと、手を湯船に沈めてふやかしてから手袋を取り外しましょう。
 

 

この手袋があるおかげで、手に触れたものにアトピーによる液体が物についてしまうことを心配しなくても済むのと、治りも早かったです。
 

 

私もかかりつけの皮膚科の先生からこの方法を聞いて実践したのがきっかけでした。
 

 

5.複式呼吸に切り替える

 

 

これは私の独断によるものです。
 

 

しかし、どうも呼吸法とアトピーや肌の健康とは関連性があると思えてなりません。
 

 

私の場合は、呼吸を肺呼吸から複式呼吸に変えたことで肌の調子が良くなっていました。
 

 

その他の環境的な要因の変化などは特にありませんが複式呼吸でへその下あたり(丹田といいます)に力を入れて生活すると、思考がクリアになりやすく無駄なストレスを感じにくいため、ストレス軽減がアトピーの軽減につながっている可能性が考えられます。
 

 

これはだれでもすぐにできる方法なので、よかったらお試しください。
 

 

この方法は京都の禅寺に座禅を組みに行ったとき。
 

 

お坊さんから「丹田に力を入れなさい」と言われたことがきっかけです。
 

 

6.アトピーがひどかった私には東洋思想がマッチした

 

 

東洋由来のものとして、漢方は途中で辞めた私ですが東洋思想に関してはアトピーに効果的だったと考えてます。
 

 

東洋思想や論語と言っても様々ですが、中でもおすすめなのは老子です。
 

 

何が良いか結論からいうと「ストレスを軽くする考え方」が得られることで、ストレスが軽くなってアトピーも抑えられるためです。
 

 

不必要なこだわりをなくしてシンプルに生きやすくなるイメージですね。
 

 

よければアトピーで、考え方の部分も興味があるという人は読んでみてください。
 

 

7.とにかく自己嫌悪に陥らないための工夫が重要

 

 

私はむかしから、なにかトラブルや自分がやったことが原因して良くないことが起こった場合、自分自身を責めがちでした。
 

 

だけど、結局は「覆水盆に返らず」です。
 

 

起きてしまったことは何があっても変えられません。
 

 

出来ることだけに集中して過去のことは極力見ないようにしています。
 

 

8.アトピーの気を紛らわせるには音声コンテンツも重要

 

 

youtubeをはじめvoicyなどの音声コンテンツも充実して久しい昨今です。
 

 

アトピーで重要なことの中に「なにか別のことに集中する」ことでかゆみと向き合う時間を減らすことができれば症状も少し和らいてきます。
 

 

なぜ音声コンテンツか?音声コンテンツであれば「ながら行動」ができるからです。
 

 

洗濯物をたたみながら、掃除をしながら、パソコンしながら、お風呂に入りながら、など読書などと違って他の行動と親和性が高いので、少しでもかゆみを忘れる工夫のひとつになりえます。
 

 

9.お風呂にはぬるめのお湯で、30分以上入る。そして朝晩お風呂に入る

 

 

アトピーの場合、高温のお風呂は逆にかゆみを助長することは知られていますが。
 

 

ぬるい、むしろ自分の体温よりもほんの少しだけ温度が高いくらいのお湯で30分以上つかると、かゆみが少し和らぎます。
 

 

これは実際に効果があったのと、何年か前にテレビでも紹介されていた方法です。
 

 

夜のお風呂で時間が取れる場合はぬるいお湯に30分以上つかってリラックスしてみましょう。
 

 

お風呂の中に緑茶パックを入れて、緑茶風呂にするのもリラックス効果が高まるのでおすすめですよっ。
 

 

朝晩の両方でお風呂に入る理由としては、ずばり「リフレッシュ」と「薬の塗りやすさ」です。
 

 

私も経験がありますが、夜寝ている間に無意識に自分の肌を掻きむしって、朝起きたらものすごく痛痒い・・・ということ、ありますよね?
 

 

その痛痒いテンションのまま職場に行くのは生産性低下に関わると思っています。
 

 

それであればすこし早めに起きてしっかりお風呂で傷口をきれいにした上で薬を塗ってから出勤した方が気分もアトピーの治療の面の両面において、良くなります。
 

 

10.お酒を飲んだ日であっても最後にお風呂に入って少し酔いを冷ましてから寝る方が効果的

 

 

これも経験ある方が多いと思いますが、お酒を多く飲んだ日や次の日は、アトピー患者にとって、いつも以上に肌が痒くなりますよねー。
 

 

とはいえ、会社員として生きていくなかで、「アトピーなので全くお酒は飲みません」というスタンスは、私は取ってきませんでした。
 

 

機会を重視したいというのもありますが、ストレス発散に飲みたい、美味しい料理とお酒で満足したいというが本音です。
 

 

お酒をたらふく飲んだ日は、帰るなりベッドに直行!というのは避けておきたいところです。
 

 

実はお酒は寝ている時間よりも起きている時間の方が酔いが冷めやすいです。
 

 

なので、可能であればお風呂に入って酔を冷まして、薬を塗ってねる方が飲酒の副作用によるかゆみの増幅は抑えられました。
 

 

11.仕事のことを考え込まないためのスケジューリングとタスク化

 

 

私はITベンチャー企業に勤めていた関係で、かた時も本当の意味で仕事から離れることが難しい環境に身をおいていました。
 

 

少人数でスピード対応を売りにしていた会社であり、「仕事もプライベートも分けない」という社風だったため24時間、365日いつSNSから至急対応の依頼がくるかもわかりません。
 

 

そのため、スマホがバイブしたら毎回すぐに画面をチェック、そんな日が続きますので気は休まりません。
 

 

ストレスとアトピーには相関関係があると考えておりますが、「やること」と「やらないこと」を決めることです。
 

 

やることはスケジューリングすることで「常時頭の中に置いておかない」ことでストレスそのものを減らす努力も重要です。
 

 

そうでもしないと仕事には追われ続けるわストレス溜まるは、肌はボロボロでめっちゃかゆいわで生活できませんしね。
 

 

12.新卒時は身を焼かれる想いだったが、必ず環境は好転します!

 

 

もしこの記事を読んでいる人でアトピーの新卒の方、あるいは来年新卒になる方へのチャプターです。
 

 

私の人生で最もアトピー症状が最悪だったのは社会人1年目の頃です。
 

 

どこか、学生時代から自分で「社会に馴染めない存在」と思っていたフシもあって、就職先が厳しい不動産で数字のプレッシャーや同期と比較される環境もあって、もーんのすごいストレス。
 

 

その当時の私は家に帰ると身体を掻きむしって止まりません。
 

 

本当に痒みがエンドレスで、かゆすぎてそのこと以外に何も考え、感じられないという状態です。
 

 

毎日、昼間は上司から厳しい圧をかけられ続け、夜は痒くて掻きまくり、布団は血だらけになるという状態が続きました。
 

 

今思い返してみても本当に精神的にも肉体的にもやばかったな、、、と思います。
 

 

アトピーが気になる方は新卒1年目は大変ですが、必ず症状は和らいできますので、自分をしっかりと持ちましょう!
 

 

当時は私も本当にギリギリだったと思いますが、これが改善してきた理由は?
 

 

これが実のところ本質としてわかっていません。
 

 

総じて環境適用としての「慣れ」だった可能性が高いと思っています。
 

 

緊張やストレスが局地的に高くなりがちな新卒1年目ですが、慣れればストレスも軽減されるということだと考えています。
 

 

なので、ここでのアドバイスとしては「諦めずに慣れる」それが無理なら早めに判断して会社を辞めるのも手だと思います。
 

 

生きる上での逃げ道は必ず持っておきたいところです。
 

 

13.アトピーを患いながらベンチャー企業で働くということ

 

 

ある種自分の多くのものを犠牲にしてでも、成果を勝ち取るためのベンチャー企業。
 

 

アトピーでありながらこの環境で戦うのは簡単なことではありません。
 

 

この部分は別途記事にしてお伝えできればと考えております。
 

 

ざっと、ここまで書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。
 

 

「アトピーが辛いサラリーマンでも快適に生活するために私が実践した13のこと」
 

 

この甲斐もあって、現在では日常生活に全く支障なく生活できています。
 

 

アトピーが本当に辛いのは、この辛さが第三者とは共有しえないことだと思います。
 

 

もちろん、普段の仕事の際にはスーツなど仕事着を着ているので、以外に第三者の目には見えにくい場合もあって、ひときは苦心する場合も多いのがアトピーだと思います。
 

 

アトピーという人生修業があっても多くの成果を得られるために、この記事がお役にたてれば幸いです。

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