この記事を書いているのが2018年10月19日(金)です。
ここのところ、会社依存ではなく個人でどんどん発信しようという動きが盛んですねー。
ざっと見ても以下のようなテーマは最近のトレンドでもけっこう基本教養化しているなと感じます。
- 働き方改革
- ワークライフバランス
- オンラインサロン
- 社外活動
- インフルエンサー
- 個の時代
いずれにしても個人が力を身に着けて、組織単位ではなく個人そのものが市場で、より評価されるされるような風潮です。
そこで、これまたテーマに上がりやすいのがブログ。
個人で発信してみよう!
といった話の先に、じゃあどの媒体をつかって発信するか?
基本的には自分に向いている媒体を選んで発信するのがベストですが、テキストで文章力を磨いていくにはやはりブログは必要だと思っています。
私は、今でこそこの「茹でログ」を個人で書き始めましたが、意外にも仕事としてのライティングはキャリアがあって、かれこれ4年以上はインターネット上に文章を表現しています。
その大部分は企業内でサイト運営をしていた、ということですけどね。
まだブログを書き始めたばかりの人や、これから書こうと思っている人は「嫁にブログを内緒にするか?それとも公にするか?」なんて悩まれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ブログは圧倒的に嫁に公開した方が良い
そう思っています。
では理由を個別に見ていきましょう。
いやその前に、嫁に公開しないパターンの思考の人が陥るポイントについて考えてみます。
ブログを嫁に公開しない理由って、やましいことがあるからじゃない?
たとえば、ざっと以下のような感じでしょうか。
- おもしろいけど、家族には言えないような話を書きたい
- ブログ収入をへそくりにしたい
- 公序良俗に違反するようなブログネタがある
- ブログのメインテーマとして扱うジャンルに精通していることを嫁に言っていない
- 嫁経由で身内にブログがバレて、恥ずかしい
- ブログでまともに生活できるようにしたいという夢を持っているが反対されそう。いわゆる嫁ブロック
かんたんに言ってしまえば、ブログで「いいとこ取りがしたい」っていう感じですね。
これらのブログを嫁に公開しない理由に対しても、なぜ公開した方が良いかという理由を書いていきます。
ちなみに私はITベンチャー企業でウェブマーケティング実務を3年以上担当していましたので、検索流入やブログのマーケティングについては専門的な知識を持っています。
嫁ブロックをクリアできないようなら、そもそもブログなんてやべきではない
嫁という存在は毎日顔を合わせる存在です。
嫁に反対されて、その反対に対して意見を通せないようであれば、ブログは続きません。
まず、家でブログを書けない環境で、外の喫茶店とかでブログを書くくらいの時間しか投下できなければまともに収益を上げることは非常に厳しいです。
私、いつから機械に代替されるヒトも1年以上毎日ブログを更新していた時期もありますが、嫁に気づかれずにやるとなるとそれはほぼ不可能に近いと思います。
また、短時間で質の低いブログコンテンツばっかりをインターネット上に反映させてみても、収益化は望めません。
私もあえて質の低いコンテンツコンテンツを1年間ほど上げ続けたこともありますが、月間 PVで2,000程度。これでははなしになりませんよね。
そのため、嫁ブロックに合いそうなら、それをふまえた上で如何に家庭内で合意を得てブログをスタートできるかという根回しから計画していくことをおすすめします。
公序良俗に反するようなブログネタは、検索結果に表示されにくい
検索エンジンというのは、ポリシーが明確にありますので基本的には「ファミリーライクなコンテンツ」であることが求められます。
そのため、家族と夕食の団らんのときに見せられないようなコンテンツというのはポリシーに準拠しない可能性が出てくるため、ブログとしても扱うのが非常にデリケートな内容となってしまう可能性があります。
嫁に内緒でやれるくらいのブログはそんなに儲からない
嫁に内緒にするということは、ブログ記事作成をするのに時間が限られているということですから、なかなか難しいものがあります。
かの有名なイケダハヤトさんはブログで一日10,000字程度の更新を推奨しています。
1万字っていうと皆様、どれくらいかかりますか?
私の場合は、自分が書きやすいテーマで6時間30分くらいかかります。
これが、たとえば嫁に内緒にしているために、2時間 / 1日となると3,000字くらいまでしか書けないんですよね。
私の元々webマーケティングの実務でSEOやコンテンツ制作に従事していた経験から言うと、1ページあたりのコンテンツの「量」というのは非常に重要な要素です。
例えていうならスポーツ選手の基礎体力のようなものです。
どんなにネタが良くても、表現力に長けていても、基本的な量を書けないとなると、メインの流入元となる検索流入が稼げないので、結果として読まれにくいものとなってしまいます。
恥ずかしがってる場合ではない
これは日本人の特徴です。
まずは発信する!というのよりも周囲の目を気にして「大物になったら発信しよう」とする人が多いですよね。
しかし、発信しない状態を継続すると、基本的に他者からフィードバックをもらうことができません。
フィードバックがもらえないとなると、改善点がわからず成長が少ないままとなってしまいます。
そのため、公開してもマズくないネタを作るというのはもちろんですが、どんどん公開してどんどん人にブログをさらしましょう。
いっそのこと、匿名でブログを更新するというのもありですが。
嫁にブログを公開するメリット
次に嫁にブログを公開するメリットを考えてみましょう。
自分に親しい人ほど協力者になってくれる可能性は高いので、嫁が味方になってくれると良いことも多いですよ!
ざっと、嫁にブログを公開するメリットを以下に書いていきます。
- 嫁や夫婦生活、子育てそのものを題材にできる
- 親しい人からフィードバックをもらえる
- 誤字脱字を報告してくれる
- ブログネタを提供してくれる
- 夫婦でどこかに行ったときにブログネタにすることに協力してくれる
- 家でもブログを書くことができる
- 親しい人に見られても恥ずかしくないくらいの質の記事にしようというモチベーションが働く
- 目指した収入が入ると喜びを分かち合える
まずは嫁がブログのファンになってくれることで、具体的なフィードバックをもらえます。
ブログやネット上で多くの記事を書いていると分かるのですが、自分ひとりでブログを管理するのは意外と大変です。
公開した記事の見直し、リンクチェック表示確認、ページ数が増えれば増えるほど、自分の時間も限られてきますので確認がおろそかになりやすいものです。
そんなときに嫁が意見をくれたり、誤字脱字を報告してくれたり、改善案や記事ネタなどもくれると「自分の他にもブログについて考えてくれる仲間」が出てきますので、それは力強いですね!
ただ、この仲間を友達に任せたりするのは、良くないんですよね。
友達だと意外と他人事で本当は意見があっても「いいんじゃない?」くらいになってりまったり。
そういう意味でもちょうどよい距離感なのが嫁という存在です。
どうせならブログにおいても活用できる環境はどんどん活用しましょう!
というわけで、「ブログを嫁に内緒にするか公開するかの判断に迷ったときは堂々と公開した方が良い本当の理由」でした!
この記事が、これからブログを始める人や始めたばっかりでブログを読めに言うか迷っている人の参考になれば嬉しいです!