そもそも、夕食の時間くらいしかまともに家族が集まる時間が無いのに、TVを見ていたとしたら、どこで家族と会話する時間があるでしょうか。
家族同士がフランクに、日常会話を楽しめる時間は意図的につくる必要があるのが現代です。
そこで、私は夕食時は家族全員でTVも見ない、スマホも見ない、ということで通称「情報断食」を夕食が始まる時間から3時間くらいに設定して、我が家に取り入れました。
実際に夕食時の情報断食をやってみてどうだったか?
なにか良かったことはあったか?デメリットは?ということについてご紹介したいと思います。
夕食時にTVは不要だったことがわかった
結論から言いますと、夕食時にTVは全く必要ありません。
TVは「なんとなくつるんでた友達」みたいな存在で、疎遠になっても全然問題ありませんでした。
改めて、TVというのは耳で聞く情報と目で見る視覚情報の両方を受信するので、この2つの器官がTVに向けられるとどうしても「そこに集中してしまう」という状態になるんですよね。
だから、TVを見ながら人の話を聞くというのは現実的には不可能だと私は思いました。
TVを消した事によって、家族の会話は増えました。
「今週末どうしようか」とか「新しい食器買おうか」など、家庭面の今後についての話題が増えたことでことでより計画的な感じになってきました。
要するに、今まで話せていなかったことが自然と会話に出てくる様になって、夕食の時間帯に家庭面の決定事項を進められるようになったので家庭の生産性は上がりました。
今まではTVという情報の壁があったので、それ以外の時間で話していたことを夕食の際に持ち込めるようになったということですね。
子供の表情をもっと見れるようになった
今、私の家には1歳8ヶ月の子供がいるのですが、子供がご飯を食べている姿を以前よりも見れるようになりました。
1歳8ヶ月の子供というのは日に日に成長しますので、よくよく考えたら成長を見逃している間にあっという間に大人になってしまうのです。
こんなに変化の激しい年齢の我が子の成長を見届けないというのは、後から後悔することが予想できますね。
どんなふうに子供がご飯を食べているのか、何が好きなのか、何が嫌いなのかなど、微細な変化に気づけます。
TVを見ないことで本当に求めている情報が何なのかがわかる
私は夕食のTVだけではなく、日頃から全くTVを見なくなりました。
理由としては、全体的におもしろくないからです。
おもしろくないのに、見ていたらつい見てしまうのがTVです。
それならいっそのこと見なければ良い、と判断しました。
実はTVは10年くらいも前から、おもしろさがどんどん減少していったメディアだったとも思います。
実際にTVと離れてみると、半自動的に再生されるメディアは無く、自分で情報の取捨選択が可能になるので「何を見るか」について、もっと意識がフォーカスされるようにもなったのです。
今は自分で意図的に見ているサイトの記事や、ネットのニュースメディアが中心となっています。
そんな感じで、まずは夕食時間のTVを消すことから、より自分たちに必要な情報を考えることをスタートするのも良さそうです。