テレビ疲れ | テレビが面白くないと思ったあなたは勇気を持ってコンセントを抜きましょう

テレビが面白くない?

 
 

テレビが見ていてつまらない?

 
 

そう思っているあなたは極めて正常な感覚の持ち主だと思います。

 
 

最近そう思っているあなたも、「実はもっと前からテレビって面白くないなー」と思っていたのではないでしょうか?

 
 

そう、何年も前からテレビは面白くないメディアになってしまったんだと思います。

 
 

タモリさんも「テレビは見るものじゃ無い」と言っていた

 
 

言わずとしれた日本のテレビ界を代表するタモリさんですら、テレビは見るもんじゃないと言っています。

 
 

TVは見るものじゃないと言っているタモリさん

 
 

テレビは見るものではなくて、出るものなんだそうです。

 
 

考えてみれば、テレビに出ることで人から知ってもらえて、自分のプレゼンになって、経験値も増えて・・・をいいことばかりなので、反対にテレビを見ている側の人間は、みんな同じ情報を得ることになるので相対的に価値が低い情報しか得られないという意味だと私は解釈しました。

 
 

 
 

テレビは暇人の見るものか?

 
 

元来の日本でテレビを見る価値というのは「共通の話題についていくため」だったと思いますし、この点は皆さん共感されるんじゃないかなと思います。

 
 

それがインターネットにより情報革命が起こってから久しい2018年。

 
 

今でもテレビを見る価値ってなんでしょうか?

 
 

みんな電車の中でも、待ち時間でも気がついたらスマホを見ている人立ちで溢れかえっています。

 
 

私はインターネット関連の仕事をしていて、つくづく感じることがありますが、基本的にスマホに表示される内容というのはパーソナライズ化されている割合が増えていて、例えば年齢や性別に基づいたデモグラフィックデータによって個人個人で表示される内容が違ったりします。

 
 

もちろん、twitterやInstagramのフォローアカウントとテレビのチャネルを比較したら比べ物にならないくらいSNSの方が情報ソースは豊富にあるわけです。

 
 

こんな状態にあっても、家に返ったら見る情報媒体がテレビである必要性は?

 
 

私の今の考えでは「習慣」と「一方的に受信したい欲求」の2点に縛られた人がテレビを見続けているんだと思います。

 
 

もちろん、テレビを見ながらスマホを使う、ダブル使いも増えています。テレビで言及されたことや紹介されたお店について気になった人が深く調べるために検索エンジンから検索して流入する。

 
 

そのときに集中的に対象のWEBサイトにアクセスが偏りますので、普段それに備えていないサイトのサーバーはダウンして「503エラー」と表示される。

 
 

みなさんも経験あるのではないでしょうか。

 
 

そんなことが毎日起こっています。

 
 

そう考えるとテレビは視聴する環境が整っていながらもウェブサイトはそれに耐えうるスペックを装備されていないことが多い、ということを表しています。

 
 

つまり、この場合はテレビが第一情報ソースで、「拡張リモコン」のようなイメージでスマホを第二情報ソースとして部分的に使用しているという行動様式ですね。

 
 

情報取得の目的が明確な人はテレビを見ない?

 
 

テレビの主要なチャンネルが民放の5局である中で、「本当に明確な目的に沿って情報を得たい」と思っている人はそんな5チャンネル内で情報を検索することはありません。

 
 

検索エンジンやソーシャル、専門サイトやyoutube、AlexaやSiriなどそれぞれに適した情報を適した情報フォーマットで視聴していますよね。

 
 

その方が圧倒的に目的の情報に早くだどりつけます。

 
 

ここで先程の話と少し連動しますが、人は意外にも意思よりも習慣に支配されている、ということです。

 
 

習慣の前に人は無力である、ということです。

 
 

例えば、毎晩ポテトシップスを食べている人が「健康のためにポテチをやめよう!」と思ったところでうまくいく確率は何%でしょうか。

 
 

中学の夏休みに「今日だけ宿題をやらないで遊ぼう」と思っている間に半月以上経過していませんでしたでしょうか。

 
 

あるいはなんとなく夜に冷蔵庫を開けたりして舞いませんでしょうか。

 
 

それらは全て過去の習慣で、習慣に基づいて行動するほうが考えなくて済むから便利ですね。

 
 

そのためには習慣そのものを変える必要がありますが、私達の青春はどっぷりテレビ世代です。

 
 

簡単に習慣を変えられない。。。

 
 

だから、なかば「テレビって意味ないよなー」と思っているなら習慣そのものから変える意識が重要です。

 
 

そうです。コンセントを抜きましょう!

 
 

テレビって電源をつければ一方的に情報を流してくれるので、楽なんですよねー。

 
 

楽を習慣にしてしまうとなかなか抜けるのも大変なのがわかります。

 
 

テレビ出演者が「ネット」に言及する機会が明らかに増えた

 
 

ここ数年、テレビ出演者がネットに関して言及する機会が明らかに増えました。

 
 

具体的には2015年ぐらいからでしょうか。

 
 

その辺りから一気に潮目が変わった気がします。

 
 

しかし、テレビに出演し続けているくらいに能力のあるタレントの方であれば、インターネットでの発信方法をマスターすれば今でいうインフルエンサー以上のフォロワーをあっという間に獲得できてしまうポテンシャルを秘めています。

 
 

なんと言っても過去にテレビ出演していた抜本的な認知度が大きく異なりますからね。

 
 

そうすると、本当にテレビばかり見ていた人が主に置いていかれるのかもしれません。

 
 

ではyoutubeもテレビも同じメディアなのに、なぜテレビの方が面白くないのか?

 
 

これはとても単純な話で、目的の違いです。

 
 

テレビはなんとなく無目的に見ているのに対して、youtubeはあくまでも個人が見たいものを選択して視聴しているからです。

 
 

youtubeもテレビと同じようにずっと流れているものを見てる、という人もいるかもしれません。

 
 

それは、テレビっぽくyoutubeを見てるので、実質テレビを見ているのをほぼ同等の価値ということになります。

 
 

つまり、「見たいものを取捨選択して能動的に選別している」という状態以外はテレビっぽくyoutubeを見ている状態です。

 
 

これはInstagramやFacebookフィードも同様に、なんとなくフィードを下に長時間スクロールしている状態は、完全に受け身なのでテレビっぽくSNSを使っているということになります。

 
 

反対にたとえTVであっても「明確に目的があって視聴するならなんにも問題ない」と考えています。

 
 

つまり、本来は見たい情報が何なのかを自分自身がわかっていて、その情報に関する内容を閲覧できていないと、メディアで本当に満たされることはないのではないかと思います。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です