太りたくても太れない人

体重16kgアップ!一番簡単な胃下垂の治し方と太り方 | 経験者が実践済み

 
 

この記事では、胃下垂を治しながら、同時に太って体重を上げる方法をご紹介いたします。

 
 

私は物心ついたときから胃下垂で、胃下垂とともに生きてきて34歳になりました。

 
 

多くの人は痩せたい痩せたいと言っていて、それと同じくらい切実な「太りたい!」という欲求に着目されることは、あまりありません。

 
 

胃下垂の人は太りたくても太れません。

 
 

私は一番痩せてたときで身長178cm、体重52kgと超やせ型体系でした。

 
 

ミニ四駆なら軽量化できていて早そうとか、無駄なこと考えてました。

 

激ヤセ時代のイメージ

 

一番痩せてた時期というよりは、むしろそんな体系が高校生くらいから20代前半くらいまでのデフォルトだったのです。

 
 

多感な時期の激ヤセ体質というのは、それなりにストレスを感じることも多かったですよ。

 
 

そんな胃下垂で太れない体質で、なかなか現状を変えれなかった私も今では178cmの身長に68kgと、ほぼ標準的な体型まで体重をアップして、胃下垂も緩和することができています!

 

痩せ型体質から標準体型に

 

実に、体重16kgアップと当時から考えれば劇的な進化を遂げることができたのです。

 
 

おかげで、痩せすぎていた頃の「ご飯食べてる?大丈夫?」とかの心配はされないようになりましたよ。

 
 

まずは胃下垂のつらさを振り返ってみましょう。

 
 

いっぱい食べると妊婦説が流れる

 
 

食べると下っ腹だけがドーンと出るので「こども何ヶ月?」と妊婦いじりをされるのが定番でした。

 
 

久しぶりにあった友達にもお腹大丈夫?と毎回聞かれます。

 
 

身体は痩せてるのに、お腹だけ出てるなんて、まあ考えたら異様ですからね。

 

食後の胃下垂

 

「アフリカの飢餓の子供か」などと笑いを取るために言われることもありました。

 
 

さすがにネタにすべきことではないので、その人の人格を疑うと同時に、苦笑いを浮かべていたのを思い出します。

 
 

そのほかにも、「子持ちししゃも」とか色々言われます。。。

 
 

まあ、いちいち気にしませんけどね。

 
 

食べると異様に眠くなる

 
 

食後が異様に眠くて辛くなります。

 
 

お昼ご飯を食べ過ぎた後は仕事になりません。

 

食後の眠気

 

眠くて眠くて、眠い様子を見られるとサボっているようにも思われるから困りますね。

 
 

だいたい食後の2時間は魔の時間で、実質は全然仕事になっていないときもあったと思います。

 
 

これは胃下垂の人にあるあるな消化吸収率の低さが原因なんですよね。

 
 

胃下垂じゃない人と比較して、胃の位置が下に垂れ下がっているので消化が悪く、食後の眠気も持続してしまうことを考えると、それだけでビジネスシーンで差がついてしまいます。

 
 

複数回に食事を分けるのは現実的ではない

 
 

「胃下垂の人は、食事を複数回に分けると良い」というのがネット上でも頻繁に書かれています。

 
 

ただ、環境的に本当に複数回に食事を分けることができる人ってどれくらいいるのでしょうか?

 
 

仮に仕事が外回りの人であっても実際に食事を分けるのはめんどうで想像以上に大変かつ食事時間の総量が増えますので、仕事で考えれば非効率と言わざるをえません。

 
 

私は営業マンで、外回りの仕事をしていた時期がありますが実際にはそれは本当にめんどうすぎて、到底食事を分けるようなことはできませんでした。

 
 

お腹を下しやすい

 
 

胃下垂で胃腸が弱いので、お腹を下しやすいです。

 
 

たまに下痢になることがあって、その場合は長時間出入りできるトイレの確保なども重要になってきます。

 
 

オナラがめっちゃ出る

 
 

胃下垂が直接的な原因かわかりませんが、胃腸が弱いのでガスがたまってオナラがめちゃくちゃ出ます。

 
 

ブログだからこんなことを言えてますが、1日平均して30回、多い日で1日50回くらいオナラが出ます。

 
 

それだけオナラが出ると、分かるのですが日常生活に支障をきたします。

 
 

如何にバレないようにオナラをするかという問題があるので、集中してオナラを問題なく出せるように気配りが重要になったりします。

 
 

少々話が脱線しました。

 
 

胃下垂で痩せていて困ること

 
 

続いて、痩せていて困ることもリストアップしてみます。

 
 

幼少期からガリガリだとイジられ、痩せていることにコンプレックスを持ち続けています。

 
 

人は自分の体系など、ゆるぎようもない特徴をネタにされると本当に傷つきます。

 
 

台風の日に「風で飛ばされないでね」なんて言われてみたり、小学生の時にはダルシムだとイジられたり。。。

 
 

ちゃんと食べてる?大丈夫?とマジで心配されるのが逆につらいんですよね。

 
 

あとは寒さに弱かったり。

 
 

そのほかにも数えればきりがありませんね。

 
 

語り出すと止まらないのと、暗い文章になりそうなので、やめときますw

 
 

では、本題の「一番簡単な胃下垂の治し方と太り方」についてみていきましょう。

 
 

胃下垂の人におすすめな太り方

 
 

やることは簡単で主に2種類です。2種類のことを続ければ確実に体重を上げられます。

 
 

筋トレでウェイトトレーニングを中心に重い重量に挑戦する

 
 

私は以前に筋トレに何度も挑戦して来ましたが、そのたびに体重の増量に失敗して、途中で挫折しました。

 
 

その頃は、自分は太れない体質だから仕方ないと思っていたのです。

 
 

でも、今なら断言できます。

 
 

それは筋トレのやり方が悪かっただけだと。

 
 

正しいやり方をマスターすれば、確実にステップアップして太っていけます!

 
 

マックスで10回できる重さに常に挑戦する

 
 

私は以前に筋トレをしていた時はやみくもにやっていましたが、身体を大きくしたい人には、大きくするための効率的なノウハウがあります。

 
 

たまたま、私のクライアントであった人がボディビルダー並みに鍛えている超ムキムキの筋肉マンがいたので、その人に身体の大きく仕方をいつも聞いていて、教えてもらったことを実践していました。

 
 

少し余談ですが、ジムに行ってジム内で教えているお兄さんというのは、あまりマッチョな人っていませんよね。

 
 

つまり、ジムのトレーナーの多くは、自分で自分の身体を大きくしたことが無い人達が多いのです。

 
 

自分で経験せずに一般的なノウハウや他人の成功体験を語るので、実際にどれくらいやればどうなるかや、経験談を知るには、やはり可能であれば自分で自重を重くしてきた人から聞くのが良いでしょう。

 
 

最初からそういう知り合いはいない場合もあると思いますので、その辺は活動していく中で見つけていきましょう。

 
 

私が主にやった筋トレメニューは以下です。

 
 

筋トレメニュー

 
 

下半身のトレーニング ダンベルスクワット 10回3セット
ランジ 右足、左足それぞれ10回 3セット
カーフレイズ 60回3セット
片足スクワット 10回3セット
上半身のトレーニング ダンベルプレス 10回 3セット
サイドレイズ 10回 3セット
ダンベルショルダープレス 10回 3セット
アームカール 10回 3セット

 
 

1種類のトレーニングメニューのセット間インターバルは90秒に設定します。

 

正しく筋トレする方法

 

1種類のメニューが終わって他のメニューへにうつるときはは3分ほど休憩します。

 
 

理想は週4回の筋トレ、最低でも週に2回はトレーニングする

 
 

理想的なのは、週に4回の筋トレが出来ればその分成長も早くなります。

 
 

とはいえ忙しいというのもあると思いますので、最低でも週に2回は筋トレをしましょう。

 
 

週に2回やれば、筋肉は落ちない、少なくとも現状維持はできるというイメージです。

 
 

私はブラック企業で働いていましたが、筋トレでも成果を出すために朝は9:00から働いて、夜の0:00くらいに家に帰ってきて、ご飯を食べて夜の1時くらいから筋トレをスタートする、というような過酷な生活をしていた時期もありますw

 
 

上半身の筋トレと、下半身の筋トレをする日を分ける

 
 

下半身を鍛える日は下半身だけを重点的にトレーニングします。

 
 

下半身の筋トレ日は、上半身は一切トレーニングしません。

 
 

そして、それぞれ下半身と上半身に分けた上で、同じ部位のトレーニング日は中2日ほど空けます。

 
 

それを1週間の曜日ごとのスケジュールに落とし込みましょう。

 
 

参考に、現在私がこなしている週間筋トレスケジュールは以下のようになります。

 
 

月曜日 上半身の筋トレ
火曜日 下半身の筋トレ
水曜日 休み
木曜日 上半身の筋トレ
金曜日 下半身の筋トレ
土曜日 休み
日曜日 休み

 
 

なぜこんなことをするかというと、効率よく、上半身と下半身で超回復を促すためなんですよね。

 
 

基本的に筋トレをして筋肉量が増えるメカニズムというのはトレーニングをして、筋繊維が破壊されて、超回復をすることで、トレーニング前よりも強い筋繊維がつくられるというのがあります。

 
 

さらに、週間のスケジュールに落とし込むことで、スケジュールさえ習慣になってしまえば、ずっと続けやすいというメリットもあります。

 
 

また、筋トレができない日があっても、休みの日に筋トレを予備の日程としてもっておくことで、休みの日にトレーニングをして、日程をカバーできます!

 
 

急激な増量はむしろ危険なので、緩やかに体重を上げること

 
 

急激に体重を増加させるべく、日常から食べまくり短期的に体重をあげたい!という人もいるでしょうが、それには危険が伴いますので、私はおすすめしていません。

 
 

少しづつ体重が増加するように目標を設定して、食べる量を調整しています。

 
 

急激に体重を上げると、糖尿病の危険や動脈硬化のおそれがあると言われていますので、注意しましょう。

 
 

筋トレは足のトレーニングに重点を置く

 
 

美しく大きな身体というのは上半身の割れた腹筋や大きな胸板などを想像する方が多いかもしれませんが、大きな体造りの基本は下半身になります。

 
 

幹が細い木に大きな枝葉が実らないのと同じように、下半身の筋肉がつかないと上半身の筋肉も大きくなりません。

 
 

つい、イメージが先行して上半身のトレーニングに集中してしまう人もいますが、ベースは下半身なので、如何に足の筋肉を大きくするか?が筋トレによる体重アップのポイントとなります。

 
 

足のトレーニングというのは、上半身のトレーニングに比べて、めちゃくちゃしんどいんですよね。

 
 

それは、足の筋肉が人間の筋肉の中で一番大きな筋肉だから、その分より多くの酸素が必要になるから、トレーニングしたときのしんどさも相当なものです。

 
 

ここは避けて通れないので、そのきついトレーニングそのものも楽しくようなマインドセットがとても重要になります。

 
 

最初はジムに通って、自宅にも20kgのダンベルを2個買う

 
 

私はジム通いをしていた時期もありますし、忙しすぎて自宅トレーニングのみに切り替えた時期も両方ありました。

 
 

その中でよくわかってくるのですが、トレーニング経験を積めば積むほど、よりいろんな種類のトレーニング機器が必要になってくるということなんですよね。

 
 

なので、最初は初心者からのスタートなので、実質的には初期段階のトレーニングなら自宅で十分な運動がこなせます。

 
 

その一方で、最初は家だけでトレーニングすると他の人がどんな筋トレメニューをやっているかや、トレーナーの方のアドバイスを聞く機会もないので、最初の1-2ヶ月はジムに通ってそれ以降は筋肉がある程度大きくなるまで自宅トレーニングのみで十分です。

 
 

毎月のジム代金もバカになりませんので、うまくジムを使うのがオススメです。

 
 

自宅でのトレーニングであれば、1個20kgまでの重量に調整できるダンベルで各筋トレメニューを実践していくと、ダンベルも長く使えるので、とても良いですよ。

 
 

私は、最初に買った20kgのダンベルをかれこれ10年近く、いまだに使っています。

 
 

食べる回数は1日3食、毎回大盛りか特盛を注文する

 
 

続いて食事編です。パーソナルトレーナーがついているわけではありませんので、細かなカロリー計算などをしながらやっていくのは忙しい日常を考えると現実的ではありません。

 
 

そういう細かな管理をしない代わりに、大雑把なルールです。

 
 

「毎日3食食べる。可能な限り毎回大盛りか特盛を注文する」というものです。

 
 

これならめっちゃ簡単!

 
 

私はラーメン大好きなのですが、体重を積極的に増量していたときは本当に毎回大盛りか特盛を食べてました。

 
 

メニューに大盛りの表示が無いときは「大盛りにできますか?」とすかさず聞いて可能な限り増量メニューを注文して、注文したら残さず食べるというルールにしてましたよ。

 
 

この方法で私は、毎月0.5kg程度の増量で着実に体重を上げていくことができるようになりました。

 
 

毎日、朝晩で2回はプロテインを摂取する

 
 

食事と同様に重要なのがプロテインです。

 
 

プロテインは身体を大きくする目的に沿ったものを購入しましょう。

 
 

ちなみに私はSAVASの「ウェイトアップ」のバナナ味を今でも毎日飲んでます。

 
 

他にも試したり、他人に勧められたものもありまいsたが、結局自分に合っているものをベースに考えて、このプロテインに落ち着きました。

 
 

ここまで、具体的な体重の増加の方法をご紹介しました。

 
 

私はこの方法で、一番痩せていた時の52kgから68kgへと16kgの増量に成功しました。

 
 

これ以外のことは何もやっていません。

 
 

一番重要なのは、続けることです。

 
 

たとえ忙しくて、筋トレできない日が続いたとしても、焦らず長期目線で着実に続ける、「辞めないこと」です!

 
 

これだけだと、体重が増えただけなので、胃下垂は治りません。

 
 

ただ体重が増えただけなので、余計にお腹がドーンと出て、周囲からのツッコミがすごいことになります。

 
 

私も最初は筋トレだけしかしていなかったので、胃下垂そのものはそのままで、「妊娠何ヶ月?」ってよく言われてました。

 
 

胃下垂の簡単な治し方

 
 

食事を複数回に分けたり、逆立ちしたりと色々な方法がネット上では公開されていますね。

 
 

逆立ちしたところで、恒常的に胃が下に下がっているのに、根本的に改善できると考えるのには無理があります。

 
 

それは現実的ではありません。

 
 

私が心からオススメしたいのは、呼吸法と意識の集中させ方です。

 
 

これは本当にやって効果的でしたし、妻にも「お腹が引っ込んだ」と言われましたよ!

 
 

へその下、お腹の上部で複式呼吸しながら、下っ腹の丹田に常に力を入れる

 
 

これを、無意識でできるくらい起きている時は、常にやってみて下さい。

 
 

これだけです。

 
 

丹田に意識を集中しながらお腹の上部で複式呼吸ができれば、どうでしょうか。まったく下っ腹が出ない状態でキープできますよね?

 
 

そもそも、胃下垂を完治した!という人に出会ったことがあるでしょうか。

 
 

私は見たことも聞いたこともありません。

 
 

一度胃が垂れ下がってしまうと、簡単には元に戻らないという仮説を持っています。

 
 

それなら、「胃が下がっているように見えなければ問題ない」と考えるほうが生きやすいわけです。

 
 

実は、赤ちゃんはこの丹田呼吸法を実践しているのです。人間が生まれたときから実施している、人間の身体にメリットのある呼吸法だとされています。

 
 

常に丹田に意識を集中させることで自律神経のバランスを整えたり、整腸作用もあったりと、胃下垂を緩和する以外にもうれしいメリットが複数あります。

 
 

この方法はコツをつかむのに、最初は時間がかかるかもしれませんが、慣れれば普通になります。

 
 

まずは下っ腹の丹田というヘソの下の部分に力を入れます。

 
 

仏教のお坊さんが取り入れる呼吸法でもあって、実際に私が京都に座禅を組みに行った時に丹田に力を入れなさい、と言われました。

 
 

丹田のくわしい場所は、位置として正確な記述はなく、ヘソの下から数センチあたりを丹田と呼ばれています。

 
 

丹田に力を入れることができると、力を入れたまま呼吸することになり自然にお腹の上部で複式呼吸をできるようになります。

 
 

この状態で自分のお腹を見てみて下さい。やってみるとわかるのですが、お腹は全然胃下垂っぽく下っ腹が出ていませんよね。

 
 

この状態をずっとキープするのです!

 
 

毎日365日、この呼吸法を続けましょう。

 
 

この呼吸法を続けている状態が当たり前になれば、もう胃下垂だということが周囲の人は分からなくなります!

 
 

この丹田複式呼吸をしていると、食後のつらさも軽減されます。

 
 

おそらく、一時的に胃の位置が上がって消化が良くなっているのかな?という感じで、実際のメカニズムはわかりませんが、だいぶ楽になったことは間違いありません。

 
 

この呼吸方法をマスターすれば、下っ腹が常に出ていて、だらしない胃下垂だと思われることは無くなります。

 
 

個人的に一番うれしいのは、この呼吸法を実践してから、集中力が持続するようになったことです!

 
 

まとめ

 
 

晩年胃下垂で激ヤセ体質だった私が人の知見を借りながら自分でも考えて、たどり着いた体重の上げ方、太り方、胃下垂の緩和方法について一挙にご紹介致しました。

 
 

繰り返しになりますが、一番重要なのは毎日続けることです。

 
 

続けてさえいれば、いつかは理想に近い状態になっていきます。

 
 

胃下垂も激ヤセ体型も本人や同じ悩みを持つ人しかわかりません。

 
 

ただ、続けることで私自身、身をもって症状の改善ができたのでこのように記事にまとめることもできました。

 
 

長期的な視点で焦らず、少しづつ楽しみながら体質を変えていきましょう。

 
 

徐々に体重も増えてきて、筋肉も増えていくるのはとても楽しいですし、前向きになれますし、疲れにくくなるなど良いことが多いです。

 
 

まずは習慣化に取り組んでいきましょう。

 
 

この記事が胃下垂と太れない体質に悩んでいる人の参考になれば幸いです。

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