仙台と大阪で都市が発するメッセージの圧倒的な違いと原因

 
 

私はこれまで仙台と大阪に多くの縁がありました。

 
 

過去に仙台市内で引っ越し4回、大阪市内で引っ越し3回を経験していますので、両方の街にそれなりに知識や原体験があります。

 
 

最近も大阪から仙台に引っ越ししてきて、痛感したことがあります。

 
 

それは、「仙台と大阪は痛烈に対照的である」ということです。日本国内でも珍しいくらいに対照的だと思います。

 
 

仙台にあって大阪に無いものが多くて、大阪に存在して仙台に存在しないものが多い、ということもありますが、最も違っているのは以下です。

 
 

仙台の人と大阪の人は、全く顔つきや表情が全然違う

 
 

もう、圧倒的に人の表情が違っていて、かつ対照的です。

 
 

全く、人の顔面から発せられるメッセージが違うのです。

 
 

この記事では話をわかりやすくするためにあえて、「仙台人」や「大阪人」という表現をしてみますが、仙台人の顔つきはとてもシンプルです。

 
 

骨格や形状がシンプルという意味ではなく、顔面から発せられるメッセージがとてもシンプルな人が多いという意味になります。

 
 

それに対して大阪人の表情はとても複雑性の高いメッセージを発している人が多いのです。

 
 

なぜ、こんな歴然とした違いが感じられるのか?

 
 

大阪市内は人口密集地域であるのと、歴史的な背景から「階層意識」が非常に高い地域だと思います。

 
 

私も、もともとは関西人ですので、そのへんはいろいろ感じてきた原体験もあります。

 
 

ざっと、大阪の階層意識やヒエラルキー志向の高さの原因を並べてみると以下のようなものではないでしょうか。

 
 

  • 同和地区と富裕層の歴然とした生活態度の違い
  • 表面的に自分を表現したい関西人の気質
  • 笑いを取らなければいけないという意識
  • 在日外国人の歴史的な背景

 
 

一言でまとめると、街や歴史がカオスだ。ということになります。

 
 

関西では誰もが知っている同和地区の問題があるのに対して、仙台では「同和地区って何?」という感じの人がとても多いです。

 
 

大阪ではホームレスの方が徘徊している地域から目と鼻の先に高級住宅街があります。

 
 

そんな環境で富裕層の中で「金持ちであることを見せびらかしたい層」の割合が高いので、とても貧富の差が激しいのが見ただけでわかります。

 
 

なので、高級外車がさっそうと走る道路の脇でホームレスの方が座り込んでいるということが日常の中にあります。

 
 

階層意識が強いので、大阪で裕福になったら「勝ち上がった」ということを表面的にも誇示したい人が多いのかもしれません。

 
 

そういう環境なので、人が発している顔面メッセージは非常に複雑性が高かったり、極端だったりしますよね。

 
 

それに対して、仙台では階層意識が低いと感じています。

 
 

貧富の差が大阪と比べて低いのと、たとえお金を持っていても高級外車を乗り回しているような人が少ないです。

 
 

大阪と仙台の中心部で走っている車の車種をみればそれは歴然に感じられると思います。

 
 

また、人口密集率も全く違いますので、大阪は「せせこましい」のに対して仙台の街は広々とゆったり、落ち着きのある印象です。

 
 

個人的には大阪は「勝ち上がるための街」であるのに対して仙台は「落ち着いて、腰を据えて自分がやりたいことを貫く街」だと思っています。

 
 

どちらが良いというのは個人の判断なので全く考えられませんが、あきらかに自分が暮らしたい街としては対象的です。

 
 

その中で、特徴としては大阪人の方が激しい競争に慣れている分、大阪人が仙台に移り住んだら仙台人を出し抜くケースがけっこう多そう、だと思います。

 
 

それに対して、仙台人が大阪で暮らす際には、文化や雰囲気の違いにまずは順応した上で戦い方を決めていく必要がありそうです。

 
 

非常にざっくりとした記事になりましたが、明らかに感じられる「大阪と仙台で発せられる都市のメッセージが全然違っている」というお話でした。

 
 

これから仙台から大阪に移住する、あるいは逆パターンの方の参考になればとても嬉しいです!

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です