ラーメンについても言わずとしれた激戦区である大阪梅田。
しかし、私は激戦区だからといってラーメンのために30分もわざわざ移動するような人間ではありません。
「たまたまそこにラーメンがあったから」入っただけです。。。(言い訳)
そんな西梅田らんぷさんへは大阪中央病院でスムーズに健康診断を終えた帰り。
健康診断の後は無性にラーメンが食べたくなるんです!
そうですよね?
大阪中央病院で健康診断してからのお昼のラーメンとしては位置関係としてオススメですよ。
時間は12時過ぎの平日、私が西梅田らんぷさんに着いた頃には7人待ちくらいでした。
でもラーメン行列であってもスマホで本読んだりしてれば全然気になりません。
待ってるあいだはツインタワーも見れます。
行列の進み具合もまあまあ早い感じでしたよ。
店員さんの感じも良くて「人気店なんだなぁ」と思わせてくれる感じです。
以外に食べる前までのプロセスって重要だったりしますよね。
メニューはこんな感じです。
私は一番人気の醤油ラーメンポークの味玉入りにしました。
しかしこの「醤油ラーメンポーク」なかなか変わった名前ですね。
私は日頃マーケティングの仕事をしているので、こういうのがまあまあ気になります。
それはさておき、カウンターに案内いただいてからラーメンが出てくるまでも早かったんですよね。
ラーメンとご対面!
うまそー!
見た目は完全に豚肉に覆われています。
器の表面積の8割は豚肉、1割が味玉、残り一割がスープといったところでしょうか。
よくあるルックスのチャーシューとは違って、見るからにあっさりしてそうな印象でとても好印象です。
薄化粧美人のようなイメージでしょうか。
まずはお肉からいただくことに。
肉の繊維がしっかりしていて、歯ごたえがしっかりある!
「肉を食ってるなー」という食感です。
歯でギシギシと肉を噛みしだいていきます。
このチャーシュー、肉の部分はタンパク源が豊富な噛みごたえのある感じで、脂身は100%脂身となっていて味のコントラストがくっきり。
ほんとに噛んだときの食感がなんとも小気味よい感じなんです。
全体的に柔らかくて、油が勝っているようなチャーシューは少し苦手なので、食べ終わるまでずっとこのお肉とは仲良くやっていけそうですm9(^Д^)プギャー
この西梅田らんぷさん、有名店のカドヤ食堂がプロデユースしたお店とあって、そのエッセンスがそこかしこに感じられます。
でも、中身は全く別物なのでご安心を。
続いてスープ。
あっさりしてるけど、一口目を飲んだときの香りが鼻から抜けてとっても香り豊かになります。
なんていうか、一般的にスープがくせになるラーメンスープによくあるのが、舌の奥で感じられる強い魚介系の出汁っぽさを効かせているところが多いよなーという印象を持ってるんです。
スープを飲んだその瞬間に「もう一杯スープを飲みたい」と思わせる舌の奥で感じる強めの味。鯖節の味なのかな?
しかし、このスープはそんなことありません。
舌に感じさせる強めのしつこさは全然なく、純度が高い味に感じられます。
だから全体として調和が取れた印象で、スープもお肉も麺もみんなお互いをリスペクトしてそうなイメージです。
麺も細めのストレートで、オラオラ系のやつではなく少し上品な感じ。
この細めの麺が適度にスープを吸って繊細な味です。
一気に麺を箸ですくうのではなく、適度に麺をすくってはすすりたくなる、あの感じです。
肉の量が多いので、食べながら麺の残量と肉の量を自分で調整しながら器をプロデュースできている感、自分が器のオーナー感が感じられて、楽しく食します。
肉も量の割には全然イヤミがありません。
スポーツ万能で気前の良いお兄さんみたいな感じです。
肉と麺を一緒に食べると?
これに関しては、別々に楽しむのがそれぞれの持ち味が最大限に感じられるなと、個人的には感じた次第です。
ラーメンって一般的には食後のお昼すぎがダルくなるようなイメージがあるのですが、この西梅田らんぷさんのは、全然そんな食後のダルさが感じられないラーメンでした。
スープを8割くらい飲んじゃったのに、です。
これも嬉しいポイント。
私が食べ終わったのが13:00前くらいだったと思うんですが、その頃には押し寄せていたお客さんがさっとひいていました。
平日のビジネス街ですからね。ランチタイムに一気に来店されるのでしょう。
どうしても並びたくないという方はお昼すぎくらいに行ってみるのも良いかもしれません。
リピートしたいラーメンの特徴として「食後にモタれない」というのがあると思うのです。
モタれない状態まで完結してこそ、そのラーメンに対する価値が脳内にインプットされるのではないでしょうか。
モタれない感じなので、女性と一緒に行くのも良いと思います。
ラーメン好きな女性なら、誘いやすいですね。
西梅田らんぷさんに行ったことで、またカドヤ食堂にも行きたいというインサイトが生まれました。