副業をするならリスティング広告運用代行業を始めるのがオススメな6の理由

副業ブームの真っ只中にある2018年10月、皆さんは副業したいと思いますか?

 
 

あるいはこの記事をご覧の方も、すでに副業をやっているよという人もいらっしゃるもいらっしゃるでのはないでしょうか。

 
 

今回は、私が副業としてやっている「リスティング広告運用代行」の仕事が副業と相性が良い理由というのをお話したいと思います。

 
 

2018年10月現在で私は34歳、これまでサラリーマンをずっとやってきました。

 
 

広告運用代行に関する仕事は3年半ほど企業で広告運用実務をやって、その会社から転職すると同時に業務委託契約を結んで現在もリスティング広告運用代行業務を副業としてやっています。

 
 

なぜインターネット広告運用が副業と相性が良いか

 
 

一見するとリスティング広告運用って、やることが多くてとても煩雑で、日々の管理が大変なので、サラリーマンをやりながら副業としてやるにはハードルが高そうなイメージがありますよね?

 
 

確かにそういった側面はあるのですが、やり方によっては問題なく自分の時間を確保して、副業収入も得られて、スキルや知見も伸ばせるので、意外とおすすめです。

 
 

理由は一つではありませんので、詳しく分けて解説していきましょう。

 
 

1.ノウハウが属人化されているので簡単にマネできない

 
 

インターネットの仕事は本当にいろんな職種があって、数え上げればきりがありませんが、大きくは「だれでもできる仕事」と「属人化されていてノウハウや技術が必要な仕事」があると思います。

 
 

例えばプログラマー、デザイナーなんかはその典型ですね。

 
 

スキルやノウハウという面では、ライターもそうですし、webアナリストなどもその部類になると思います。

 
 

しかし、SEO施策担当者などの場合はどうでしょうか。

 
 

ユーザー目線のコンテンツを届けることに集中した上で「SEOはほとんどのサイトにおいて必要ない」という考えが浸透してきている中、本当に結果にコミットできる人はとても希少で、基本知識以降はほとんどの人は持っている知識量が同じだったります。

 
 

つまり、基本的なSEOスキルはコモディティ化してしまって、特段そこに価値がつきにくいということです。

 
 

それに対して、リスティング広告運用ノウハウというのは非常に多岐に渡るターゲティング、キーワードのプランニングと実装、管理画面の最適化、設定の最適化、管理画面運用ノウハウ、広告文の打ち出し、クリエイティブ作成、レポーティング、予算配分、タグ実装やコンバージョンやトラッキングなどすべてをまとめて実施できる人の存在は貴重であり、まだまだノウハウが属人化しています。

 
 

リスティング広告が恐ろしいのは、本当に運用ノウハウや担当者の知見によって「知っている」か「知らない」かで広告パフォーマンスが2倍にも3倍にもなることがあるためです。

 
 

例えばECサイトで100万円 / 月でリスティング広告に投資した場合に、購入件数が広告運用担当者の知見によって、50件になることもあれば100-150件に伸びることもある。というぐらいに本当に大きな結果の違いを生みます。

 
 

それくらいに、経験を積んで成果を上げているリスティング広告運用担当者は貴重な存在です。

 
 

2.すべての広告運用業務をルーチン化すれば、週1回の更新でも運用できる

 
 
実際、やることが多いリスティング広告運用ですが、ざっと業務内容をまとめてみましょう。

 
 

主なリスティング広告運用担当者の実務項目

 
 

  • クリエイティブ作成
  • 広告運用プラン作成、提案
  • 依頼対応
  • レポーティング
  • 予算調整
  • キーワード登録、ターゲティング設定
  • パフォーマンス確認、修正、テスト
  • 広告アカウント開設、構築、設定
  • 広告関連のタグ実装
  • コンバージョン動作確認などのテスト

 
 

それぞれ、アカウント規模にもよりますが、けっこうやることありますよね。

 
 

しかし、上記の業務をすべて月内の特定の曜日にまとめれば、問題はありません。

 
 

例えば、現在働いている会社が土日が休みだとすると、「毎週土曜日はリスティング広告運用の副業日」と決めてそれぞれの業務を割り振ります。

 
 

例として、月次の土曜日の広告運用スケジュールを以下のように決めることができます!

 
 

第一土曜日に実施する業務
  • 前月度のデータを集計して各アカウントの広告レポート作成、送信
  • 広告パフォーマンス向上のためにランディングページで推奨される改善内容など報告
  • 広告運用代行の請求書発行
  • その他各成果指標を確認しチューニング
  • 月次運用方法などアカウントに反映
  • 週次依頼内容の反映
  • 予算消化状況の確認・調整
  • 除外キーワードの精査、登録
  • キーワードの追加、停止
  • キャンペーンパフォーマンス確認 継続 or 停止 or変更
  • その他各成果指標を確認しチューニング
  • 各アカウントのアラートチェック、対応
第二土曜日に実施する業務
  • 予算消化状況の確認・調整
  • 除外キーワードの精査、登録
  • キーワードの追加、停止
  • キャンペーンパフォーマンス確認 継続 or 停止 or変更
  • その他各成果指標を確認しチューニング
  • 各アカウントのアラートチェック、対応
  • 週次依頼内容の反映
第三土曜日に実施する業務
  • 予算消化状況の確認・調整
  • 除外キーワードの精査、登録
  • キーワードの追加、停止
  • キャンペーンパフォーマンス確認 継続 or 停止 or変更
  • その他各成果指標を確認しチューニング
  • 各アカウントのアラートチェック、対応
  • 週次依頼内容の反映
  • 次月度の予算確認
第四土曜日に実施する業務
  • 予算消化状況の確認・調整
  • 除外キーワードの精査、登録
  • キーワードの追加、停止
  • キャンペーンパフォーマンス確認 継続 or 停止 or変更
  • その他各成果指標を確認しチューニング
  • 各アカウントのアラートチェック、対応
  • 週次依頼内容の反映
  • 次月度広告予算のアカウントへの入金など
  • 次月度の運用改善提案作成

 
 
だいたい、上記のような感じで、毎週やることとしては以下の項目があり。

 
 

  • 予算消化状況の確認・調整
  • 除外キーワードの精査、登録
  • キーワードの追加、停止
  • キャンペーンパフォーマンス確認 継続 or 停止 or変更
  • その他各成果指標を確認しチューニング
  • 各アカウントのアラートチェック、対応

 
 

それにプラスして土曜日ごとにやることをルーチン化していくようなイメージです。

 
 

新規のアカウント追加があれば、都度対応し週次のスケジューリングに落とし込んでいきます。

 
 

クリエイティブ制作や提案書の作成など、時間がかかるものは新規発行については有料化して、やった仕事の分は必ず売上にしておきたいものです。

 
 

このように、慣れてくれば毎週のルーチン業務になるので、負担になりすぎないように調整していくことができます。

 
 

 
 

3.自分で価格設定できる。どれくらいの手数料で広告運用代行業務の仕事をうけるか

 
 

これは、現段階で私も模索中ですw

 
 

ただ、クライアントとの直請けの広告運用であれば、周知の通り広告予算の20%を運用代行手数料としていただくことで問題ないでしょう。

 
 

問題は下請けの場合で、元請業者から依頼が来た場合です。

 
 

この場合は、元請け業者との関係性や業務そのものの量、アカウントの規模によって個別に対応していくのがベストだと思っています。

 
 

しかしながら、webマーケティングを本業として謳っている会社であっても、リスティング広告は社内で内製化できていなく、業務委託しているケースも多く見受けられますので元請業者が中小企業の場合、実際にはリスティング広告運用担当者がいなくて困っているという側面があるのも事実。

 
 

業務量から考えて個人的にはGoogle広告、あるいはYahooプロモーション広告案件の場合、クライアントの広告予算の10%以下では請けない方が得策だと思っています。

 
 

私の場合は予算の10%〜15%くらいで落ち着けるポイントを考えます。

 
 

その他、新規アカウントの場合、実施事項がとても多いため全面的に実施する場合も、案件規模によりますが最低でも10万円以上からを想定しています。

 
 

ただ、その他の媒体の場合は業務量が大きく異なる場合がありますので、個別に見ていきましょう。

 
 

運用する広告がDSPの場合

 
 

FreakOutやカウリ、マイクロアドなど運用する媒体がDSPの場合は実際のDSPの社内担当者が運用してくれるので、この場合は5%の手数料と+クリエイティブ制作費のみ、くらいが適正ではないでしょうか。

 
 

Facebook広告、Twitter広告、Instagram広告などソーシャル広告の場合

 
 

これは、自分自身で運用することになるので、基本的にはリスティング広告と同じ考えて方で10%〜15%

 
 

まとめると以下のような価格メニューになります。

 
 

媒体 運用手数料 バナー制作 アカウント開設の初期費用
Google広告 / Yahooプロモーション広告 10〜15% 4,000円 / 件 100,000円〜
各種DSP 5% 4,000円 / 件 30,000円〜
各種SNS広告 10〜15% 4,000円 / 件 100,000円〜

 
 

副業として広告運用代行を請けられるため、実際に運用代行をしながら作業ボリュームと比較して自分の価格設定を決めて行きましょう!

 
 

4.知見の専門性が担保される

 
 

これからの時代を生き抜くにあたって、「一つのスキルだけ」しか持っていないのは心もとないという人が多いと思います。

 
 

例えば、営業スキルだけでこれから30年以上生き抜いていくというのはキャリアビジョンを描きにくいのもムリはありません。

 
 

しかしリスティング広告運用であれば、クライアントの業種でのリスティングのパフォーマンスを図って、改善したらノウハウが自分に蓄積されていって、しかもそれは簡単には真似できないスキルになっていきます。

 
 

電通の「日本の広告費」でのインターネット広告だけは数年間続伸を続けているだけに、広告運用ノウハウそのものはまだまだ活用され続ける貴重な知見になると思っています。

 
 

それを副業として磨き続けられるのなら個人にとっても、大変お得ではないでしょうか。

 
 

5.テクノロジーによる最新のパーソナライズ、最新のターゲティングを追いかけられる

 
 

広告運用実務者として、たとえ日頃の平日はITと関連性の低い業界で働いていても、リスティング運用代行に副業として携わっている以上は最新のテクノロジーによる広告配信ロジックの変化を追いかけられます。

 
 

その上で、出会う案件によってはまだ試したことの無いターゲティング手法を取り入れて効果検証できて、さらに自分の知見になるとすれば、本当に嬉しいことです。

 
 

また、広告運用ノウハウは「如何にしてターゲット層の購買行動のパーチェスファネルに組み込むか」という視点が常につきまとうので、別途本業をしていたとしてもプラスの活用できるノウハウになる可能性が高いのもポイントです。

 
 

6.自分個人の名前が出ないのでバレにくい

 
 

この点も、副業をやっていることを周囲の人に知られたくない人にとってはとても重要なポイントですね。

 
 

基本的には元請けの業者からの業務委託でリスティング代行を請けるケースが多いと思いますので、そうなった場合は元請け業者も口外したくないので、個人の名前が出る可能性はかなり低くなります。

 
 

まとめ

 
 

このように「リスティング広告運用を副業として運営するメリット」について見てきました。

 
 

デメリットとしては、「やり方をミスったりムリな案件を引き受けると抱えきれなくなって、労働環境がブラックになる」ということくらいでしょうか。

 
 

広告運用ノウハウは本当に多岐に渡った知見が必要ではありますが、その分副業としても「優秀な事業」になります。

 
 

私自身も副業でリスティング広告運用代行を請け負っていますが、どんどん知見を集めて行きます。

 
 

この記事が「これから副業しようかな?」や今メインで携わっている広告運用代行の仕事を副業にできないかな?と迷っている人のお役に立てれば幸いです。

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