私は以前には大阪市西区にある靭公園という都会のオアシスである、広めの公園によく行っていました。
この公園は週末になると家族連れでテントを張ったり読書をしたり、犬の散歩をさせたり、お酒を飲んだりとみんな思い思いの時間を過ごしていて、癒やしのスポットになっています。
一番人が多くなるのは、この公園にたくさん咲く薔薇の季節ですね。
老若男女問わず多くの人が咲き誇った薔薇を見にやってきます。
基本的には家族連れとかが多いので、賑やかなのですがその中で異質な雰囲気を放っている集団がいます。
それはタイトルにも書かせていただいた「薔薇のシーズンに現れるショートパンツの女とおっさんカメラマン」です。
正確には、そのショートパンツの女を撮影する中年男性の雰囲気が異様です。
ショートパンツの女性がモデルになっていて、薔薇を背景にその女性を、高価なカメラで撮影する男性が、毎回薔薇のシーズンに現れます。
その日によって変わりますが、あるときにはモデルの女性とカメラマンの男性が集団になって、ペアが組まれて撮影し時間になったらペアが交代するというような形式を取られていることもあれば、単独でモデルの女性とカメラマンの男性と事務所スタッフの方のような人が撮影会をしていることもあります。
カメラマンの男性が明らかにマニアック
まず、見た目的にすごいのは、週末の家族連れでにぎわう靭公園に、モデル女性を撮影に来ているカメラマンの雰囲気がとにかくマニアックなのです。
おしゃれに気を使っている雰囲気は微塵も感じられず、清潔感もありません。
最近でいう良い意味でのオタクではなく、オタクの残念な要素だけを取り出したような体裁で、周囲の家族連れの和やかな雰囲気とのコントラストの対比がすごいわけです。
さらに、周囲は家族連れなどで賑わっている中、ショートパンツをはいた女性は「大胆な」モデルポーズをとっています。
それはみずから好んでやっているというよりはマニアックなおっさんカメラマンの指示によるものだということは想像にむずかしくありません。
そのすぐ近くでは平然と小さな子どもがキャッキャ言いながら遊んでいます。。。
私は長時間公園で読書をすることがあるので、その撮影会の一部始終を見てしまうこともあります。
撮影会が終了する際にはモデル会社の社員のような方がカメラマンから現金の支払いを受けている様子も見ました。。。
都会の中の大きな公園というのは、その希少性からいろんな人が出没します。
週末の薔薇の季節の靭公園は多くの人が癒やされる貴重な場所でありながらも、社会の縮図を見られたような気がしました。
いろんな人がいるよね。。。