アトピー患者はお酒を飲んではいけないか | 私はアトピーですがたまにお酒飲んでます

 
 

※この記事に書いている内容は医学的な根拠はなく、アトピー患者である一個人が実体験を元に書いている内容です。あくまでも活動報告の域を出ないことをご容赦ください。

 
 

私は1歳のときからアトピーで34歳の現在もアトピー治療中のアトピー歴33年です。

 
 

これまでは主に皮膚科でアトピーの受診をしていて、東洋医療のお医者さんにも診てもらい、漢方薬での治療などもやってきました。

 
 

アトピー患者はお酒を飲んではいけないか

 
 

アトピーは程度の差があるので完全な禁酒が必要な方もいらっしゃると思います。

 
 

なので、必ずかかりつけのお医者さんに飲酒については相談してからにしましょう。

 
 

私がお世話になっていた漢方の先生は「アトピーでお酒を断った方が良いというのはあるが、社会人であればお酒の席もあるので、完全に禁酒するのは現実的ではない。だからたまにはお酒を飲んでも良いと考えている」という立場でした。

 
 

私も「なるほど、そのとおりだな。」と思ってたまにお酒を飲む生活を今も続けています。

 
 

重要なのはどんなときに自分のアトピーがひどくなるかを把握しておくこと

 
 

私の場合は、深酒をすればするほど、かゆみがひどくなるタイプで、翌日とかに思いっきりその作用があらわれます。

 
 

夜通し飲んで飲んで、思いっきり酔っ払うほどそのあとのアトピーもひどくなるのです。

 
 

お酒の量でいえば、ビール中ジョッキ10杯とか、それくらい飲むと確実に痒みが増して、アトピーが悪化しますね。

 
 

反対に、少したしなむ程度の量であれば、自分の場合はあまりアトピーに影響が無いというのが過去の経験則からわかってきています。

 
 

なので、ビール中ジョッキ3杯くらいで、ちょうどいい感じに酔ってお酒も楽しめているくらいであれば、そんなにアトピーに悪影響はでていなかった感じです。

 
 

実際お酒を断つとアトピーは確実に改善されるか

 
 

「そうでもない」というのが自分のこれまでのアトピー歴からみた率直な感想です。

 
 

禁酒して1ヶ月以上経過していたとしても、やっぱりアトピーがひどいときはひどいし、そこはもちろん様々な要因が絡み合っているのでお酒を断ったからといって目に見えて、改善されるわけでもなさそうです。

 
 

ただ飲み過ぎや、毎日続けてお酒を飲むのは全体的にアトピーを悪化させてきました。

 
 

そういう過去の経験をもとに自分の中では以下のようなアトピーのお酒ルールを持っています。

 
 

  • お酒を飲むのは1週間に2回まで
  • ビールで言えば中ジョッキ3杯くらいまで
  • よっぽど特別なとき以外は飲みすぎない
  • 飲んで酔っ払ったまま寝ない、一旦酔いをさましてから寝る

 
 

最後の、酔いをいったん覚ましてから寝る、というのがけっこう重要です。

 
 

人というのは寝ている間よりも起きている間の方がアルコールを早く分解してくれるそうです。さらに、いったん酔いを覚ましてから寝ることで、寝ている間に身体を掻きむしる確率が下がると感じています。

 
 

酔ったまま寝るのではなく、帰ってお風呂に入って塗り薬を塗って、飲み薬を飲んでから寝ることで、症状の緩和にもつながります。

 
 

そういった、飲んだ後のケアを怠らないのが飲んだ後の症状の出方に左右すると思っています。

 
 

生きていれば飲みたくなるときもありますし、美味しいお料理と相性の良いお酒も楽しむことで、贅沢な時間を過ごすのも良い思い出になりますね。

 
 

飲酒によるアトピー悪化のリスクは存在していると思いますが、「自分がどのくらいの量なら飲んでも悪化しにくいか」という判断基準を持つのもひとつの選択肢だと思います。

 
 

この記事がアトピーでお酒との付き合い方を考えている人の参考になればうれしいです。

 
 

では。

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