ブラック企業を辞めて、2ヶ月で気づいたことをご紹介します。
ほんとうは今のブラック企業を辞めたいと思っているけどふみきれない人の参考になればうれしいです。
ブラック企業を辞めて2ヶ月で猛烈に働きたくなる、労働は尊いという気づき
本当は労働ってめちゃくちゃ尊いものだったんだということがわかります。
そもそも社会人のほとんどの人は22歳くらいから働き初めて、2ヶ月以上の休みなんて1回も取らず60歳を超えてしまいますよね?
日本人の勤勉さに今更ながらに驚かされます。
だから、社会人というのを経験した上で「働かない状態」というのを知ることはほとんど60代になるまで、1回も無いのです。
あるのはせいぜい大学時代に自由に自堕落に生活できていたときの記憶が、働かなかった時期の最後の記憶です。
だから仕事なんて辞めて自由に暮らせるお金を手にして、毎日のんびり暮らしたいと思うのでしょう。
働かずに自由に毎日のんびり暮らしたいというのはただの幻想
そうです。
自由に毎日のんびり暮らしたいというのはただの幻想です。
そんなくらし、本当に2週間も過ごしたらめちゃくちゃ飽きてきますよ。
自由にのんびり暮らすということがどうしようもなく退屈でおもしろくない人生だということに体感として気づけるのも、ニートになってこそなんですよね。
それを考えるとニートになれた学びは大きかったです。
だから、何年間も嫌な上司の下で「会社を辞めて自由にのんびり暮らしたい」というのは、実際にはありえない状態のことを想像し続けているということが、ニートになったとたんにわかります。
もはや、仮に自由に使えるお金があったとしても、悠々自適に暮らしているだけなら、それは老後と同じです。
老後のおじいちゃんおばあちゃんの楽しい人生も悪くないかもしれませんが、いずれくる未来を先取りしてしまった感も半端ないわけですよね。
もしかすると、AIの台頭によって働かなくなる人が増えてくるというのは、現代でいう老後を過ごす人の割合が増えると考えるとわかりやすいのかもしれません。
だから、会社員を辞めてニートになったとしても自分で目標を決めて、楽しく心が踊る方向に向かうことでしか、本当の意味で人生を楽しめないということを実感します。
もし今の会社に疲れてしまっているのであれば、長期休暇をとって疑似ニート体験をしてみるのも良いのではないでしょうか。
一旦長期休暇でニート生活をしてみて、圧倒的に退屈であるということがわかります。
そもそも、日本人の多くは勤勉な人を見て育っているので「なにかやりたい」という気持ちがなかなか消えない国民性なんだと思います。
余談ですが私の父もめちゃくちゃ勤勉でした。
まとめとして、ニート生活を2ヶ月も続けると圧倒的に働きたくなるということです。
やはり、自分ひとりで楽しめることはすぐに限界が来てしまうという事実の前に愕然とします。
それは幻想のように、過ぎ去ってしまうと虚無感しかありません。
だから、会社員で疲れている人は一旦ニート生活をして、将来のシミュレーションをした上で、再度自分のやりたいことを研究して発信して進めていくのが本当に重要だと思います。
日本には残念ながら2週間から1ヶ月とかの長期休暇の習慣が無いので、いずれは悠々自適に暮らしたいという意味の無い幻想に支配されていると思うのです。
私はもう少しニートやりながらブログを書いていきます。