2018年からでもブログを始めて本当に食べていけるのか?努力が無駄にならないかのチキンレース

 
 

2018年からでもブログをはじめて食べていけるのか?

 
 

そう考えている人も多いでしょう。

 
 

結論としては。。。

 
 

2018年現在からブログをはじめても食べていけます。

 
 

ただし、こんなにコンテンツが飽和している2018年です。

 
 

プロのブロガーが、これからブログ始める人に対して、いまだに「とにかくブログ書け」というのは少し乱暴な指示だと私は考えています。

 
 

今メジャーになっているブロガーの多くは、なんでも記事にしてきて成功してきた人たちです。

 
 

むかしのブログの戦い方では通用しない可能性は高くなっていますので、時代にあわせて戦い方をチューニングした方が努力は無駄になりません。

 
 

2018年度のブログ戦略としてお伝えしたい重要ポイントは以下です。

 
 

  • なんでも書く雑記ブログよりは、専門ブログの方が効果を発揮しやすい
  • 企業と競合しないようなジャンルはなにかを考える
  • 自分自身のユニークな体験として書けることはなにかを見極める
  • 「とにかく書く」よりも事前のリサーチを徹底して、本当にその路線で勝てるかを考えてからスタートする

 
 

詳しく説明していきます。

 
 

私はブログを2014年から始めました。

 
 

しかし、諸事情により2015年6月から2018年の8月までブログを全く更新できない時期が続いていたのです。

 
 

なので、実質2018年からのスタートとなるようなかたちでブログを再開しています。

 
 

ちなみに、私はWEBマーケターとして少数精鋭のベンチャー企業に所属して、それなりにナショナルクライアントと言われるような大きなクライアントを一手に引き受けて目標に対して昨年対比で147%の実績向上など、それなりに「言うだけコンサル」的な立場ではなく実際に手を動かして成果に結びつけてきたマーケターとしてのキャリアを持っています。

 
 

ときは2018年、本当にこんな時代の中でもブログを始めて本当に食べていけるのか?また、どうやって戦略を組んだら良いの?という疑問に対して考察してみました。

 
 

最初に結論:2018年からブログを始めても食べていける、ただし・・・

 
 

私は2018年からでもブログを始めて食べていけると考えています。

 
 

その理由は以下のようなものです。

 
 

  • ブログを始めても続かない個人が圧倒的に多い
  • 検索クエリはもっと多様化していく
  • 誰もが独自のキャリアや体験を持っているのでユニークな価値になり得る
  • テキストを検索する文化はまだまだ消えない

 
 

基本的にブログは続かない人が圧倒的に多い

 
 

ブログって、ぶっちゃけめちゃくちゃめんどうですよね?

 
 

毎日テキストで文章を書いて、それをアップして、しかも始めても数ヶ月は収益がほとんど上がらない。。。

 
 

一見すると非常に非効率です。

 
 

年間単位で挑戦するぞ!と最初は意気込んでも、収益が上がらない、アクセスが増えない現状を目の前に続けるモチベーションがなかなか続きません。

 
 

そんな中で「やっぱブログはオワコンか?」とか「そもそも自分にセンスが無いからアクセス増えないんじゃない?」とかそんな考えがいくらでもわいてきますね。

 
 

だから、どんどんブログを始めてもそれに近いくらいの人数が、毎年ブログを辞めていくことになります。

 
 

では、ブログを続けられる人はどんな人か。

 
 

私もクライアントとして企業のWEBコンサルをしていた立場から明確に言えることがあります。

 
 

それは書くのが好きな人ブログを書く時間を積極的に作れる人です。

 
 

モチベーションが高いから続くのではなく、続けるからモチベーションが高くなる

 
 

一般的には「モチベーションが高い人」と形容されるように、モチベーションが高いからモノゴトが続くと考えられがちです。

 
 

しかし、実際は逆ですね。

 
 

続けているからモチベーションが高くなるということになります。

 
 

つまり、最初から高いモチベーションは必要なくて、続けるのがうまい人だからその結果としてモチベーションが高くなっているということになります。

 
 

だから最初は如何にして続けられるか、続けるための工夫を開始当初からし続けることが、今後の成功の鍵を握ると考えています。

 
 

まずは続けること、を重要な評価指標として持っておきましょう。

 
 

書くのが好きかどうかなんて最初はわからない

 
 

それと関連したお話で、書くのが好きかどうかなんて最初はわからない、というのがあります。

 
 

実際、私は30歳を超えてから、まともにウェブ上にテキストを公開するようになりましたし、それまではライティングが好きとは一度も思ったことはありませんでした。

 
 

ベンチャー企業で必要に迫られて、結果的に書くのが好きになったという方が正確かもしれません。

 
 

つまり、ここでもやはり続けることで好きになった、ということで重要なのは最初から好きかどうかよりも、続けることで好きになれるかどうかだと思います。

 
 

それでも、ブログって続かない人多いですよねー。

 
 

検索クエリはもっと多様化していく

 
 

Googleが登場したのが2000年代の初頭でその後15年以上経過しています。

 
 

今でこそ、インターネット人口は劇的に増えていて、日本でも80%以上の人が日常的にインターネットを使用しています。

 
 

それどころか、IoTも日常に溶け込んでいってインターネットは空気のような存在になるとすら言われていますからね。

 
 

そんな状態がより浸透すれば、ユーザーが検索するキーワードは今以上に複雑で一度の検索キーワードが複合的になっていくことが予想されます。

 
 

キーワードが複合的になればなるほど、その特定の検索需要に対応したコンテンツというのは絞り込まれますので、自分が作ったブログ記事をクリックしてもらえる確率というのは全体的に上がっていきます。

 
 

このように検索需要そのものが多様化していく中で、そこに対応したコンテンツを如何に準備するかによって、目的を達成できる可能性は広がってくると思います。

 
 

誰もが独自のキャリアや体験を持っているのでユニークな価値になり得る

 
 

前のニッチな検索キーワードに対応するコンテンツの源泉になるのが、個人が持っているユニークな体験です。

 
 

みんな人生を生きていたら、「こんな体験自分しか持ってない」とか「本当に限られた人しか経験していないようなことを経験した」というような固有の体験というのを持っています。

 
 

その、固有の体験を検索エンジン上で表示されやすいようなかたちに調整して、ブログ記事にして公開するというのが基本的な戦い方になるでしょう。

 
 

ブロガーの競合は企業のオウンドメディアになる

 
 

ここでけっこう重要な話です。

 
 

これからのブロガーの競合は、個人のブロガーではなく企業のオウンドメディアになるでしょう。

 
 

というのも、企業のコンテンツは当たり前ですが所有権は企業にありますので、その会社が続く限りはそのコンテンツは死にません。

 
 

つまり、個人よりもブログやメディア記事が死ににくく、タフにインターネット上で生き続けることになります。

 
 

個人ブロガーは続かない人が多いのに対して、企業の記事というのは仕組み化されていて、コンスタント且つ大量にインターネット上に公開され続けるので、最も手強い敵と言えるでしょう。

 
 

この点は可能な限り企業とは戦わないような選択をするのがポイントだと私は考えています。

 
 

企業と戦わないブログとは

 
 

まだ企業があまり積極的に発信していないようなジャンルのコンテンツであり、自分自身が書けるような内容であれば、そこに集中していくのがベストな戦い方になると考えています。

 
 

ブログを書き始めるタイミングではまだ自分自身はそこまで専門家ほどに詳しくなくてもOKで、続けるプロセスでどんどん詳しくなっていくのが良いですね。

 
 

その点では、多ジャンルな記事を発信していく、いわゆる雑記ブログよりも、専門性で勝負する専門ブログの方がそのカテゴリでのトップになりやすいのも事実です。

 
 

私は現時点では、雑記ブログを書いていますがw

 
 

この点は雑記ブログを書きながら、今後の専門性を決定していこうという魂胆です。

 
 

この項のまとめとしては、まだ企業が積極的に発信していないジャンルを見つけて、そこに特化していくことで、そのカテゴリでの1位を目指しましょうというお話です。

 
 

そうなると、よく言われる「とにかく書け」という名ブロガーの指示は必ずしも正しくなくて、書く以前に実施するリサーチの正確性が今後のブロガーの努力が無駄になるかどうかの分かれ目だと思うのです。

 
 

テキストを検索する文化はまだまだ消えない

 
 

少し話を元に戻します。

 
 

テキストを検索する文化はまだまだ消えない、というのは自信を持ってお伝えできる内容です。

 
 

そもそも、インターネットの歴史から考えて、検索エンジンというのはインターネット黎明期から存在していて、見かけ上は全く変わっていない、珍しいプラットフォームです。

 
 

インターネットが大衆化してから、一度もかたちを変えていません。

 
 

インターネットが地球だとすると生命誕生からずっとかたちを変えずに生き残っている生物のように、めちゃくちゃ強い存在です。

 
 

ただ、生き残る過程でスパム対策やユーザー意図を反映する制度の劇的な向上は周知の通りです。

 
 

なにが言いたいかというと、インターネット黎明期から存在しているテキスト検索文化はまだまだ生き続けるということです。

 
 

今の時代はAIやIoT、人工知能の驚異が世間を賑わせて、今後将来の人工知能によるイメージが先行しすぎていて、社会実装のフェーズとは大きくかけ離れています。

 
 

イメージばかりが先行していて、実態が伴っていない状態ですね。

 
 

スマートスピーカーにも同じようなことが言えて、人は音声で検索するのでテキストの検索結果一覧を見なくなるという話もあるかもしれません。

 
 

しかし、それも“検索クエリによる”というのが実態としてあるということを忘れてはいけません。

 
 

たしかに、私も日常のサプライ品に関してはAmazon ECHOで「アレクサ 水を買いたい」と話しかけてトランザクションを完結させることはあります。

 
 

そんな日用品の購入や天気情報など、生活に身近な検索意図というのから、どんどんテキスト検索は他の検索に代替されていくことは間違いなく起きてきていると考えられます。

 
 

しかし、ニッチな検索需要あればあるほど、検索キーワードを打ち込んで、検索結果のリストから自分に適切なコンテンツを表示する形式がまだまだ消えないというのは想像にむずかしくありません。

 
 

まとめ:ブログは2018年からはじめて食べていける

 
 

2018年現在からブログをはじめても食べていけます。

 
 

ただし、お伝えしたい重要ポイントは以下です。

 
 

  • なんでも書く雑記ブログよりは、専門ブログの方が効果を発揮しやすい
  • 企業と競合しないようなジャンルはなにかを考える
  • 自分自身のユニークな体験として書けることはなにかを見極める
  • 「とにかく書く」よりも事前のリサーチを徹底して、本当にその路線で勝てるかを考えてからスタートする

 
 

上記のことをしっかり準備してからブログをスタートすれば、あなたの努力は無駄にならない可能性が高くなるでしょう。

 
 

つまり、ブログを書ける内容というのはすでに全体的に飽和しているので、的を絞って専門性を高めてとにかく続ける!というのが正しい戦い方ではないでしょうか。

 
 

飽和している中で「とにかくブログ書け」というのは少し乱暴な指示です。

 
 

戦う場所を決めた段階で、すでに勝敗は半分決まっているということを忘れず、決めたら根気よく続けていきましょう。

 
 

では。

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