アトピーは朝晩に分けて一日に2回お風呂に入ると、塗り薬がぬりやすくて効果的だったというお話

 
 

私は1歳からアトピー症状が出はじめて、喘息も持っていますし様々なアレルギーも持っています。

 
 

人生のほとんどの期間をアトピーと一緒に過ごしてきて、完治させるというよりもむしろ、どううまく生活の中でアトピーと付き合うか、という部分を主軸に考えている派です。

 
 

※もちろん、アトピーは体質や環境、病院との相性など様々な要因があるので、一概には言えませんがあくまでも私の体験談、活動報告として参考になれば幸いです。

 
 

私の年齢は34歳で、30年以上アトピーをわずらっているわけですが、体感として感じているのはアトピーを薬で完治させるには無理があり、「アトピーを改善させやすい習慣」というのを身に着けていくことで、生活もしやすくなってくるというのをようやくこの歳になって感じています。

 
 

例えば、以下のようなことです。

 
 

  • お風呂を朝晩で2回に分けて入る
  • お酒は飲んでも週に1回で飲みすぎない
  • 定期的な運動を取り入れてストレスを解消する
  • 毎朝ヨーグルトを食べる

 
 

元来、私はズボラな性格なので、面倒なことは本当にやりたくないたちです。

 
 

しかし、アトピーに関しては冷静にあくまでもすこしづつ改善して生活を豊かにしていくというのを目標に長期的に取り組んでいます。

 
 

というのも、人は習慣の前に無力だからです。

 
 

感情的に一時的にやる気になったところでうまく習慣化させられなければ意味がありません。

 
 

何事も続けられる人というのは「うまく習慣化させられた人」と定義することができるのはないでしょうか。

 
 

そういうように習慣を作るという意識に変えてから、上記に書いたようなことは継続できるようになってきました。

 
 

中でも、今回ご紹介させていただきたいのは「お風呂を朝晩で2回に分けて入る」というものです。

 
 

皮膚科から処方されている2回/日の塗り薬が消化できなかった

 
 

お恥ずかしながら1日に2回塗る、皮膚科から処方されていたお薬を消化できていませんでした。

 
 

だいたい、夜のお風呂に入って風呂上がりの塗り薬はぬれるんですが、朝がどうしても塗れません。

 
 

理由は至ってシンプルで、「朝は極力ギリギリまで寝ていたい」という情けない事情です。

 
 

むかしから自分はそんなタイプで朝の早起きがどちらかと言うと苦手、いやむしろだいぶ苦手な感じです。

 
 

だから、遅刻しないギリギリの範囲で起きて行動するので、朝の塗り薬が塗れないわけです。

 
 

しかし、そういう方は意外にも多いのではないでしょうか。

 
 

なんらかの事情で皮膚科からもらった塗り薬を消化できない人も多いような感覚があります。

 
 

そのままでは朝の薬を塗れずに、症状も良くならないのでなんとかしようということで、習慣を変えることに着目します。

 
 

とにかく起きたら風呂に入る

 
 

これを徹底します。自分の例で行くとお風呂に入りさえすれば塗り薬もぬれるというようなセットの関係になっていたことがわかります。

 
 

であれば朝もしっかりお風呂に入ろうと決意して続けるというスタンスです。

 
 

朝風呂に入ったら一日が爽快になるというマインドセットが重要

 
 

さらに関連する課題として、自分の場合は夜の寝ている間にアトピーがかゆくて無意識に掻いてしまって、朝起きたらヒリヒリ痛いということがたびたびあります。

 
 

そのたびに罪悪感に苛まれて「あー、人に会いたくない。」や「なんとなく調子悪い」みたいなマインドになっていました。

 
 

それに対しても朝風呂はかなり効果的です。

 
 

まず、そんなアトピーで掻いたあとの身体をお風呂できれいにすることで、ヒーリング効果があります。

 
 

さらに、お風呂に入った後は気分がシャキッとするので、塗り薬もしっかり塗れます。

 
 

そうなると、昨晩にアトピーで掻いてしまっていたとしても、爽快な気分が勝って前向きになれるのです。

 
 

お風呂に入ったら薬を塗るという習慣を有効活用

 
 

アトピーの方の場合、夜のお風呂に入ったらその後に薬を塗るということが習慣化している場合が多いと思います。

 
 

1日に2回塗る塗り薬を皮膚科から処方されている場合は、朝もお風呂に入って塗り薬を塗りやすい状態にすることで、いつもよりすこし気分も爽快に外出することができるようになりました。

 
 

そのためにも、「朝にお風呂にはいって爽快に過ごしたい」という気分で起きて行動するのが自分にとっては有効でした。

 
 

こういうちょっとした生活の工夫の連続で、アトピーが気にならないくらいに改善していきたいものです。

 
 

では。

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