「関西人が一旦関西から離れて暮らして、また関西に戻ると言うのはとてもとてもキツイ」と言うお話です。
はじめに、私は関西人です。
関西人はなにやかんやゆっても、やっぱり関西のことが大好きと言う共通した価値観があるような気がします。
関西人が一旦、関西から離れて暮らしてみると、やはり地元のことを愛しているので、「関西の人間であることに胸を張って」そのように振る舞う人が多いのではないでしょうか。
たとえば、フレンドリーに相手に接してみたりとか、コテコテの関西弁を使ってみたりとか。
俗に言う、関西人は色が強いとか、自分の色を出したがるとか、そういうやつです。
しかし、関西人が関西以外の土地で暮らしてから、また地元である関西に戻った場合に、とてつもなくかんじることがあります。
どうしようもなく関西がつまらないのです。
幼少期の頃に感じた地元の街の大きさが大人になってから見るともうすごくちっぽけな存在に見える、そういう感じです。
関西にいる人間、関西の言葉、関西のお笑い、関西の土地の匂い、全部がなんとなくつまらなく見えてしまうのです。
本当です。
やはり一度、いろいろな外の世界を見てから関西に戻ると、いかに地元がつまらなかったのかというのがよくわかります。
大阪は見せびらかすタイプの金持ちが多い
大阪のお金持ちは、自分が金持ちであることを、より多くの人に見せびらかす。
そういう傾向にあります。
そのため大阪の中心部に行くと、身なりがとても派手だったりとか、いかにもの高級車に乗っている人の比率が明らかに多いのです。
これは大阪での成功の価値観と言うのは、「成り上がりである」というのが共通認識になっているからではないでしょうか。
こういうのを、関西出戻りの私から見ると、どうしても恥ずかしいのです。
小さな世界の中で集まったお金持ちたちが、自分がいかに優秀でこの世界の中で目立っているかと、見せびらかしているようにしか見えなくなってしまうのです。
そういった意味でも、関西に出戻る関西出身の方は事前に、本当に関西に戻って暮らして大丈夫か?ご注意ください。